ベストシーズン到来!パタゴニアでの出会い
先日、「南米最南端、パタゴニアの大自然とハイキング」の添乗より戻って参りました。 ベストシーズンのパタゴニアでは、様々な出会いが私たちを出迎えてくれました。
バルデス半島では、アシカ科のアタリアや、浜辺で気持ち良さそうに寝ている象アザラシ、マゼランペンギンも繁殖期を迎え、赤ちゃんの元気な姿を見ることができました。さらに、ダチョウの仲間のニャンドゥ、ラクダ科のグアナコも顔を見せてくれました。そして、メインのモレノ氷河の崩落!地響きのように鳴り響く轟音と、青く光り輝く氷の塊が崩れ落ちる様を肌で感じました。南米大陸最南端の町、ウシュアイア。そこは、大航海時代にマゼランが世界一周を目指し、突き進んだビーグル海峡のある場所です。いまではイワウミウやカイゾクカモメなどの海鳥の宝庫となっていました。
また、かつて先住民が「煙を吐く山」とまで名づけたほど、常に雲が覆い被さっているフィッツロイ山(3405m)も訪れました。1日目のハイキングはドンより曇り空だったのが、翌日目を覚ますと奇跡的の晴天に恵まれ、展望台をめがけ2時間半のハイキングへ張りきって出発しました。澄んだ空気の中、周りには渓谷が煌き、足元にはタンポポの花が咲いていました。その中を進み、木々の中を抜けると、大迫力の雪山フィッツロイが突如現れました。思わず言葉を無くし、そこまで辿り着いた達成感と感動がこみ上げてきました。その背後には、透き通るように青い空が映えていたのが印象的でした。私は今本当に地の果てに立っているんだ。そんな思いがこみ上げてきました。
そんな魅力が一杯詰まったパタゴニア・・是非、ベストシーズンの今の季節に最果ての地パタゴニアを訪れて見ませんか?(曽田 綾)
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