2006年1月31日 (火)

雄牛を追え!~南インドの収穫祭・ポンガル~

060131先日「南インド大周遊14日間」より帰国致しました。通常なら13日間のこのコースですが、今回はポンガル祭というタミル・ナードゥ州の収穫祭をご案内するため一日長い旅となりました。
ポンガル祭はタミル・ナードゥの州でよく知られている収穫のお祭です。4日間に渡り行われるこのお祭りの見所は、なんと言っても3日目の「牛追い祭り(ジャリカットゥ)」です。マドライからバスで30~40分行くと、アランガナルーという小さな村があります。普段は穏やかで、取り立てて特別なことのないこの村も年に一度のポンガルとなれば一変します。

観光用のバスでは身動きが取れない程の小さな村。その入口でバスを降り、いざ観光客用のエリアへ。はしごをのぼると、すでに牛追いは始まっていました。まず目に入ったのは、凄い数のインド人!牛が走っていくわずかな隙間以外は、そこまでするかと思ってしまうくらい、びっしりと人・人・人。窓のない建物にびっしりと観客、大音量のスピーカ。その上そのほとんどが男性。男性のためのお祭といってもいいくらい・・・。その訳はすぐにわかりました。女性には危険過ぎるのです。この辺りでは多くの農家は家畜とは別にポンガル用の雄牛を飼っています。半ば野良牛のように飼い、獰猛で荒々しく育てられ、この日に備えます。そして牛追い当日には、命一杯飾り立て、「俺の牛を捕まえられるものなら捕まえてみろ!」と、牛に商品をかけ、一気に群集へと放つのです。緊張と興奮の群集とそれに乗じてさらに興奮を増す雄牛。牛につけられている目録や商品そのものを取れば、商品と誇りが得られます。穏やかで地道な生活の農村に暮らす人々の爆発したエネルギーは留まることを知りません。時には死傷者がでることもあります。
そんなダイナミックでシンプルな南インドのポンガル祭は、本当に迫力があります。これだけの数の雄牛とインド人男性を見る機会はそうはありません。なんとも忘れがたい、インドらしいお祭でした。
インドは本当に広い国です。東西南北行かずしてインドは語れません。津波の影響は微塵も感じませんでした。寒い日本を抜け出して、椰子の木の揺れる南インドへぜひお越しください。(佐藤 亜紀子)

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