2006年1月11日 (水)

インドで一番輝く建造物、タージマハール

先日、12月24日出発「インド悠久文明の旅 13日間」に行って参りました。10月~3月の北インドは、乾期でありましてかなり過ごしやすく、旅行をするならベストシーズンの時期です。私達のツアーも13日間、暑さや雨季独特の雨に悩まされること無く、北インドの美しさをお客様にもお楽しみいただけたようです。
さて、今回のツアーはインドの三大都市の一つムンバイから始まり、壁画で有名な世界遺産であるアジャンタやエローラ、そしてガンジス川が流れる聖地ベナレスを通り、北インド一番の見所ゴールデントライアングルである、デリー・ジャイプール・アグラと北インドの見所をぐるりと回る、欲張りなツアーでした。

なかでも印象深く残ったのは、やはり、観光最終日に訪れましたアグラのタージマハールでした。右にも写真を載せておりますが、実際に行ってみて感動することは、「本当に写真と同じなんだ」ということです。写真で見たものと寸分違わぬ遠近感。前庭や、並木通りや下の水面がその遠近感を際立たせます。やっと、写真とは違うタージマハルを発見できたのはその美しさを確かめてみたく、徐々に近づき、その建物をあらゆる角度から眺めて初めて発見できます。写真では確認できないこと、それは立体感です。このタージマハルは、建物の立体感を上手く出すため8角形に造られており、また大ドームには4つの丸屋根と4隅の4本のミナール(塔)が立体感を上手く演出しております。タージマハルを見るのは私3回目でしたが、何度も何度も、違う方向や、角度から眺め、その造りの美しさについうっとりしてしまいました。

また、建物だけでなく周りも美しい公園のような造りになっています。ムガル帝国の5代目の皇帝シャー・ジャハーンが最愛の妻のため造った建物ですが、そのときの彼の気持ちを想像しながらこの公園を散歩がてらに来るインド人も多いのではないでしょうか。もう一度行って見たいとつくづく思った訪問地でした。(網代 茂幸)

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