2006年1月13日 (金)

アイスランドは正月明けもクリスマス?!

0113 12月29日深夜、アイスランドの首都レイキャビックの空港を出て、街をバスでホテルに向かう途中についてオヤッと感じました。イルミネーションやデコレーションいっぱいのツリー、そしてライトアップされた十字架・・・。あぁ、この国はそうだったと思い出しました。
アイスランドのクリスマスは12月12日から1月6日まで26日間と長いのです。その理由にサンタクロースがなんと13人もいるのです!
これは元来、ヴァイキング時代の習慣がキリスト教の影響を受けて変化したものです。13人のサンタクロースは元はヴァイキングの民話に出てくるいたずら好きの妖精達。妖精といってもかわいらしい姿ではなく、いたずら好きのトロールそっくり、薄汚れた姿の男の子達で「悪魔」とも呼ばれます。

伝説によると約1500年前から、レイキャビックの街を見下ろすエーシャ山に住んでいる13人のサンタ達が1人1人山から下りてきます。最初のサンタクロースが下りて来るのが12月12日、最後の13人目のサンタクロースが下りて来て全員が揃うのが12月24日、クリスマス・イヴです。13人全部が揃ったら本当のクリスマスを祝うのです。そして12月25日からまた1人1人山に帰り、最後の1人が山に戻るのが1月6日とういうわけです。
その間、アイスランドの子供たちは自分の部屋の窓に靴を用意し、毎日サンタが残してゆくプレゼントを心待ちに眠りにつきます。クリスマス当日は立派なプレゼントをもらいますが、長いクリスマス期間ゆえ毎日もらうプレゼントは、キャンディーやノートなど小さいものです。が、良い子にしてないと靴にはじゃがいもがいれられてしまいます。これは子供にとってもかなりの屈辱。次の日友達にも言えません。なので親たちにとってこの期間、子供のしつけが非情に楽でリラックッスできるとか。この習慣はずっと続くことを誰もが望んでいるようです。
街中は笑顔の良い子がいっぱいで、雪の中のイルミネーションもキラキラ輝くクリスマスのアイスランド。長い夜も楽しく心もポカポカになりました。(山口 明子)

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