アイスランドは正月明けもクリスマス?!
12月29日深夜、アイスランドの首都レイキャビックの空港を出て、街をバスでホテルに向かう途中についてオヤッと感じました。イルミネーションやデコレーションいっぱいのツリー、そしてライトアップされた十字架・・・。あぁ、この国はそうだったと思い出しました。
アイスランドのクリスマスは12月12日から1月6日まで26日間と長いのです。その理由にサンタクロースがなんと13人もいるのです!
これは元来、ヴァイキング時代の習慣がキリスト教の影響を受けて変化したものです。13人のサンタクロースは元はヴァイキングの民話に出てくるいたずら好きの妖精達。妖精といってもかわいらしい姿ではなく、いたずら好きのトロールそっくり、薄汚れた姿の男の子達で「悪魔」とも呼ばれます。
伝説によると約1500年前から、レイキャビックの街を見下ろすエーシャ山に住んでいる13人のサンタ達が1人1人山から下りてきます。最初のサンタクロースが下りて来るのが12月12日、最後の13人目のサンタクロースが下りて来て全員が揃うのが12月24日、クリスマス・イヴです。13人全部が揃ったら本当のクリスマスを祝うのです。そして12月25日からまた1人1人山に帰り、最後の1人が山に戻るのが1月6日とういうわけです。
その間、アイスランドの子供たちは自分の部屋の窓に靴を用意し、毎日サンタが残してゆくプレゼントを心待ちに眠りにつきます。クリスマス当日は立派なプレゼントをもらいますが、長いクリスマス期間ゆえ毎日もらうプレゼントは、キャンディーやノートなど小さいものです。が、良い子にしてないと靴にはじゃがいもがいれられてしまいます。これは子供にとってもかなりの屈辱。次の日友達にも言えません。なので親たちにとってこの期間、子供のしつけが非情に楽でリラックッスできるとか。この習慣はずっと続くことを誰もが望んでいるようです。
街中は笑顔の良い子がいっぱいで、雪の中のイルミネーションもキラキラ輝くクリスマスのアイスランド。長い夜も楽しく心もポカポカになりました。(山口 明子)
| 固定リンク
「西欧・南欧情報」カテゴリの記事
- 素朴なシチリアを知る。名画の舞台チェファルーへ(2017.12.22)
- モナ・リザだけじゃない、ヴィンチ村のレオナルドさん(2017.12.20)
- バスクといえば美食だけ?(スペイン)(2017.12.14)
- トリュフ市は大賑わい!美食のピエモンテ州への旅(イタリア/トリノ)(2017.12.12)
- モンタルチーノでつぐみ祭!(イタリア)(2017.12.01)
「世界の文化情報」カテゴリの記事
- 技術の国で「大人の社会見学ツアー」開催!!(ドイツ) (2017.03.31)
- クリスマスに訪れた五島列島、心癒される教会群巡り(2016.01.08)
- 2000年もの時をかけて造られ、守られているフィリピン、ルソン島北部の棚田(2015.03.18)
- モンゴルの移動式住居「ゲル」(ユーラシア旅行社で行くモンゴルツアー)(2014.07.08)
- 次期世界遺産候補、ドンラム村を訪ねて(ユーラシア旅行社で行くベトナムツアー)(2014.03.05)
この記事へのコメントは終了しました。

コメント