2006年1月19日 (木)

真冬のあったかシルクロード

060119 年末年始にかけて、中央アジアの旅に行ってまいりました。ツアーはカザフスタンから始まり、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタンの5ヶ国を巡ります。天山山脈やイシククル湖など、美しい自然の景色。メルブ遺跡、ペンジケント遺跡などのかつてシルクロードの交易で栄えた都市遺跡の数々。ヒワ、ブハラ、サマルカンドなど現在も続く歴史ある街々。中央アジアには様々な魅力がありました。

大陸性気候にあたる中央アジアの冬は、日本の真冬以上に冷え込みます。17日間のツアーで、雪の中で観光となる日が何度かありましたが、白銀の山々や、雪化粧の遺跡やブルーのモスクは、この時期ならではの美しい光景です。冷え込みが特に厳しい日には、日中でも零度を下回ることもあり、そんな日にはスキー用の靴下や上着を重ね着したり、カイロを貼って完璧な防寒対策で観光へ出発しました。厳しい寒さの中でも「アッサラーム アレイクム!」(こんちには)と明るく声をかけてくれる人々や、気軽に一緒に写真を撮ってくれたり、観光をしている私たちに元気よく手を振ってくれる子供たちの姿が印象的でした。ツアーにご参加頂いた方の中には、建物や風景の写真より、人々の写真の方が多いのでは・・という方もいたくらい、たくさんの笑顔に出会いました。中央アジアの冬は確かに寒い!だからこそ人々の心に触れることのできた、あったかシルクロードの旅となりました。(荒井 真梨芳)

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