2006年2月 7日 (火)

ラオスのメコン川

0207 1月23日発ラオス大周遊の添乗より帰国しました。古の古都ルアンプラバンと戦いの歴史により遷都し現在に至る首都ビエンチャン。それぞれの町の横には雄大なメコン川が流れていました。全長4900m、そのうちラオス国内に流れるメコン川は約1900m。ラオスの旅行中は、このメコン川が常に共にある旅でした。
メコン川の本流は泥と砂で茶色く濁っていますが、支流は透き通る水が流れており、ルアンプラバンでは町が本流と支流との間にあるので、その様子が一目でわかりました。

ただ、ラオスの南部コーン島の方に行くと、この本流の濁りがなくなり、美しい緑のメコン川を見ることができます。コーン島へスピードボートで移動するときに目にする風景は、メコン川に点在する島々と投網漁をするまばらな小舟、川岸では水遊びする子供達と一緒に水牛や豚、犬も水浴びをするという、なんとも穏やかな光景が広がっていました。
そんな穏やかな光景とは対照的に、メコン川の川幅が300mと狭まり、その川の流れは重なりあうように水が集まり、まるで龍の背中がうねっているように見えるコーンパペンの滝。穏やかなメコン川が雄々しい大迫力に姿を変えるのはここだけといわれています。
メコン川のいろいろな側面を見ることができるのはラオスぐらいではないでしょうか。是非ラオスのご旅行で人と文化と歴史と遺跡に加え、メコン川を存分に堪能して下さい。 (高橋 景子)

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