2006年2月21日 (火)

心安らぐ国「スリランカ」

0221先日、「スリランカ大周遊11日間」の添乗より戻りました。インドに近いその島は、仏教徒にとっても重要であり、固有の動物が生息し、なによりも人々の人懐こい笑顔がとても印象的な国です。
さて、今回のメインはコロンボでのペラヘラ祭でした。ペラヘラとは行列の意。もともとは、仏歯をいれた容器をもった人が象のせなかにのり、街を歩いたのが始まりだそうです。それにダンスの行列も加わり、現在スリランカでみられる壮大なペラヘラ祭となったそうです。それはとても神聖で、各国から500人くらいのお坊さんが参列し、車には仏像が乗せられ行列の一部にに加わっていました。ゾウもご覧いただけるのですが、ただのゾウではなくお祈りを捧げられたゾウのみが参列できるそうです。

ガイドさんが、とあるダンサーを示し「彼らの持っている松明は、キングココナッツの油を使っています。スリランカでは昔はキングココナッツの油を燃やしてたのですよ。」と。今では、明るい照明で照らされた行列がよく見えましたが、1700年前のお祭が始まった頃はこのキングココナッツのともし火が仏歯容器を照らし、なお神秘的だったのだろうと想像できました。

この時期、コロンボのガンガーラマ寺院ではペラヘラ祭に参加するゾウの衣装を見ることができます。1週間くらいかけて、キラキラのビーズをぬいつけるのです。丁度その作業を寺院の奥でみかけました。2名の女性が、笑顔で作業をしていて、快く写真をとらせて下さいました。ボランティアの方でした。

スリランカでは村で金を出し合い、殺される直前の牛を買い、お寺に寄付をするそうです。そして、お寺のお坊さんは貧しい人に与える・・・そんな慈悲深い国、スリランカは地震で受けたダメージを乗り越えようとしています。是非、スリランカに行きませんか!(瀬川 雅子)

スリランカのツアーはこちらから

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