2006年2月15日 (水)

百聞は一見にしかず ~チュニジア・リビア編~

0215 チュニジアってなにがあるの?リビアってなにかあるの?そんなご質問をいただくことが時々ございます。でも、実はいろいろあるんです。そんなあけてびっくり玉手箱の「チュニジア・リビア物語」16日間に1月26日から添乗してまいりました。

まず現在の気候ですけれども、アフリカ半島に位置する両国。暖かいと予想される方もいらっしゃるかも知れませんが、日中は12度くらい、夜は6度

くらい。澄みきった空に星をみつけるにはちょうどいい気温といったところです。

観光はまず,チュニジア北部のドウッガ、ブラレジアから。特にドウッガはチュニジアで最大、かつ最良の保存状態を保つローマ遺跡です。ここはカルタゴと領土をめぐり,対立していたヌミディア王国の都市でした。特に素晴らしいのは避暑のために地下につくられた家々のモザイク。ある家のビーナスのモザイクには瞳に宝石が埋め込まれていたそうです。

そして翌日はカルタゴ観光。カルタゴにはいまでは大きな遺跡は残っていませんが、それがどの時代にも、どの国にとっても、以前の征服者たちの遺構を壊して手に入れたかった地であったということをあらわしています。

その後は地下1階、地上3階だての巨大な円形闘技場、エルジェムをご覧いただきながら、セルジャ渓谷を走る別名「赤いトカゲ」レザー・ルージュに乗車。チュニジアのグランドキャニオンをお楽しみいただきました。そしていよいよリビア入国。リビアには紀元前9世紀ころからフェニキア人が交易拠点として築いた3つの都市がありました。それがオエア(現在のトリポリ)、サブラタ、レプティス・マグナです。この地方はラテン語で3つの(トリ)都市(ポリス)、トリポリタニアとよばれました。リビアという国は残念ながら現代では経済・文化の中心とは呼べない位置にいます。しかし、それがゆえに広大な土地に1800年前のローマ遺跡が残ることを許されているのです。このツアーでのクライマックスはまさにそのローマ都市のひとつ、レプティス・マグナでみた、草っぱらにいきなりそびえ立つセプティミス・セウェルスの凱旋門でした。彼は北アフリカ出身初のローマ皇帝。ローマ出身者で占められていた親衛隊を解散、騎士身分、属州出身者を多く登用しました。リビアに建設された遺跡には彼の意地とプライドがつまっているのです。 

ぜひお出掛けになって、嬉しびっくりを体験してください。道路沿いに春の訪れを告げる名もなき黄色の花が咲き始めたチュニジア、リビアからのレポートでした。 (増澤あずさ)

チュニジア・リビアのツアーはこちらから

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