2006年3月28日 (火)

マダガスカルで夢のようなひととき

0328 先日、マダガスカルの添乗に行って参りました。マダガスカルはアフリカ南東、インド洋に浮かぶ楽園の島です。この島は約1億年前に他の大陸から離れ、そのまま独自の進化をとげたために固有の動植物がたくさん存在します。マダガスカルでしか見られないユニークなキツネザルや考えられない形をした植物、色鮮やかなカメレオンなどまるで夢の中にいるような気分でした。

何よりも皆様が期待されるのはキツネザルの一種、シーファカの横っ飛び。到着後、早速彼らの住む森へ向います。車窓からはどこか懐かしい田園風景が広がり、時間がゆったり流れるのを感じました。しばらく走ると幹から直接とげや葉が生えている木など不思議な植物が見えてきます。私達の宿泊先は森の中にあるロッジ。外灯などの明かりが何もない為、満天の星空の中眠りにつきました。

そして翌朝、何やら屋根の上で動く音がして目が覚めました。外にでてみると、かわいらしいワオキツネザルが近くに何匹も集まってます!ここではサルのモーニングノック!? その後、ウォーキングサファリでシーファカに会いに行きます。彼らにとって地上は危険な場所で、彼らが地上に降りて横っ飛びをするわずかな時間がくるのをじっと待っていると、両手をあげて地上を横にぴょんぴょん。順順に草むらの中をはねていく姿は何とも愛らしく、見ているだけで顔がにやけてしまいます。

そして、もう一つの見所はバオバブ。根っこが上から生えているようなおもしろい形をした大木が電信柱のように生えています。私達が訪れたときにはそこに虹がかかり、とても不思議な光景で、絵本の世界に入ってしまったかのようでした。私達はそこでしばらく夕陽が沈むのを待ちました。一刻一刻変わる幻想的な風景。バオバブのシルエットが浮かび上がり、何日でもその場にいたい気分にさせられます。

こんなに幻想的な景色や、おもしろい動植物を創りだした地球の偉大さを感じましたし、子供の頃の心にかえり感動しどうしの旅でした。皆様も是非、この不思議な国にいらしてみて下さい。(川窪 康葉)

マダガスカルのツアーはこちらから

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