2006年3月10日 (金)

国境越えても民族は同じ!

20060310_000 先日、「雲南・北部ベトナム少数民族街道11日間」のツアーより帰国致しました。
ツアータイトル通り、中国南部の雲南省からベトナム北部へと少数民族の暮らす地を巡る旅です。この旅のポイントの一つは、何と言っても「国境を越えること」でしょう。中国とベトナムは、当然のことながら言葉も文化も違う上に、かつて「中越戦争」で戦ったこともあります。この二国の国境付近には、実によく似た、元を辿れば同じ少数民族の人々が暮らしています。

中国側にて、金平という街の市場を歩いている時のことです。他の民族に比べて一際鮮やかな刺繍を施したプリーツスカートの民族「ミャオ族」が、野菜や果物を目いっぱい積んだかごを背負って歩いていました。そして国境を越えてベトナム側へ行くと、週に一度のサンデーマーケット(日曜市)が開かれるバック・ハーでは、カラフルな刺繍の衣装を身に纏った「花モン族」に出会いました。彼女たちも皆プリーツスカートをはいているではありませんか!そうです。今でこそ「ミャオ」と「モン」というそれぞれの国の異なった発音で民族名を表しますが、実は「ミャオ族」と「モン族」は同じ民族なのです!もともとこの一帯は山岳地帯なので、遠い昔においては国境線などあまり意味がなかったのかもしれません。他にも中国側の同じく金平に住む紅いトンガリ帽子をかぶった「紅頭ヤオ族」と、ベトナム側のサ・パという街に住む赤い頭巾を被った「赤ザオ族」とは身なりがそっくりであり、元々同じ民族であったということが一目見ればきっとおわかりいただけるかと思います。
2カ国を訪ねる旅は、その両国の言葉や文化などの相違点を認識することに興味がわいてくると思いますが、同時に両国間の共通事項を探していただくと、いっそう旅に潤いを与えてくれるに違いありません。 (斎藤 信)

中国・ベトナムのツアーはこちらから

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