マヤの世界へタイムトリップ
古代マヤ文明を知るためのキーワードはいくつもあります。天文学、金星、太陽と月、ジャガー、生け贄、球戯、巨大な祭壇や神殿。まだまだいくつもありますが、いずれもこれらはマヤの人々の死生観からきています。この世は天界・地上界・冥界の三つの世界で構成されていると考えたマヤ人たちは、神を畏れ、輪廻を信じました。そしてそこから数々の神々と象徴となるものを作り出してきました。遺跡を巡っているとそういったものに多く出会います。そして彼らが崇め、畏怖を抱いた自然や神々に思いをはせるのです。これこそ遺跡を実際に訪れる醍醐味です。
マヤ人の祖先はユーラシア大陸から現在のアメリカ大陸へと渡っていった人々だと言われています。つまり私たちと同じ蒙古斑のある民族です。皆様もマヤの世界にタイプスリップしませんか。ご自身の祖先に出会えるかもしれません。(佐藤 亜紀子 )
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