2006年3月 8日 (水)

熱気溢れるリオのカーニバル!!

Dscf0378 ブラジルのツアーより帰国致ししました。

今回のツアーでは、なんとリオのカーニバルを訪れました!!カーニバルとはキリスト教のお祭のひとつです。キリストの復活祭(イースター)の40日前の4日間に行われます。キリスト教では月暦を使用しているため、毎年期間が異なりますが、今回は2月25日から2月28日まででした。カーニバルと言えば、リオが世界的に有名です。しかしカーニバルとは、リオ唯一のものではなく、世界中で行われていることなのです。

では、リオのカーニバルとは?これは誰しもがイメージする踊子たちが山車に乗っている、あのカーニバルです!しかし、実際に訪れてみると驚くことがあります。それは、あのパレードが道路ではなく、サンバ専用の会場「サンボドローム」で行われていること。道路のように見えますが、実際は道路のような通路の周りに特設の席やスタジアムのようなスタンド、そして照明ライトがあるのです。さらに、テレビ中継用のブースまであります。さて、パレードそのものはいかがでしょうか?ここにも意外な点がひとつ。お祭のように思われているカーニバルパレードですが、これは各サンバチームのリーグ優勝をかけた真剣勝負の場なのです。リオではサンバチームがサッカーのようにリーグ分けされていて、この勝敗次第でリーグ落ちが決定されます。ですから、各チーム真剣そのもの。手抜きなんて許されません。熱気あふれる会場では、サンバチームがそれぞれのテーマで、それぞれのダンス、音楽を競い合います。衣装や山車もグループそれぞれに趣向を凝らしてあります。大音響の会場では、すぐ隣りに座っていても話が全く聞こえないくらいの楽隊の演奏。音を体で感じると言えるくらいのボリュームです。会場が揺れているようにも感じます。迫力、気迫、笑顔、それらが混じり合った、独特の熱気を感じたリオのカーニバルでした。

ぜひ、次の機会にカーニバルに訪れてみてはいかがでしょうか?(大町 章子)

ブラジルのツアーはこちらから

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