2006年4月25日 (火)

三国に通じるコーカサス山脈の美

Gunyodoro 先日、コーカサス三国より帰国しました。観光地としては、あまり馴染みが無い国々なので一体どこの国?と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。コーカサス三国とは『アゼルバイジャン・グルジア・アルメニア』です。どの国も 1991 年に旧ソ連から独立したまだ新しい国々ですが、例えば、世界で初めてキリスト教を国教としたのがアルメニアであるなど歴史上、非常に重要な位置を占めているのです。

それぞれの魅力がある三国ですが、今回添乗に行ってみて一つ実感したことがあります。それは、コーカサス山脈の美しさだけはどの国にも共通しているということ。最初に入国したのは、石油大国であるアゼルバイジャンです。このアゼルバイジャンからはグルジアへ、コーカサス山脈の雄大さを横目に見ながらバスはひた走ります。頂上には雪がまだ残っていて、富士山の美しさにも匹敵する光景でした。グルジア軍用道路を北上する際には、そのコーカサス山脈がもっと間近に見えます。グルジア軍用道路は南北210㎞あるロシアの南下政策のために造られた道路。その終着点にあるのがカズベキ村であり、すぐ近くにウラジカフカスとの国境があります。そこに待ち受けているのが、コーカサス山脈の最高峰カズベキ山(5033 m)。グルジア軍用道路を走破した喜びと、カズベキ山の美しさに我を忘れ感動してしまいました。最後の国アルメニアは面積が日本の約 13 分の 1 にもかかわらず、国土の殆どが山岳地帯という自然の宝庫。この国ではアゼルバイジャン、グルジアから見える大カフカス山脈に対して小カフカスと呼ばれているもうひとつのコーカサス山脈を見ることが出来ます。小カフカスといっても、もちろん高い山はあります。それは、ノアの箱舟がたどり着いたとされている聖なる山、アララト山。なんと高さは 5165m もあり、現在はトルコ領に属しています。かつては一度アルメニア領内にあった山だけに歴史の重みを感じずにはいられませんでした。

これからは、コーカサス山脈も夏の景色に変わるでしょう。雪に包まれた美しいコーカサス山脈を眺めながら、夏のコーカサス山脈にも訪れたい気持ちで一杯になった旅でもありました。 (網代茂幸)

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