2006年4月26日 (水)

アジアの意外な秘境

Toytrain 今回、私は年一回のツアー「ブータン最大の祭り、パロ・ツェチュ祭とシッキム王国とダージリン14日間」の添乗に行ってきました。
 ダージリンの見所だったのは、世界最初の登山鉄道トイトレインの線路がバグドグラ空港を出たバスと、並走する形でダージリンまで一緒だったこと。本当にこの線路の幅で人を乗せた列車が走るの?と思わせる狭さに民家や山の崖ぎりぎりに置かれた線路に驚かされました。また登山鉄道だなと思わせるスイッチバックやZ字に敷かれた線路、途中の小さな小さな哀愁漂う駅舎も注目!また有名なバタシアループをこめて4つのループがあるのです。もちろん、ツアー中に蒸気機関車のトイトレインにも乗車できます。そのときは時速4kmくらいで坂道を、蒸気を上げて走るトイトレインに頑張れと声援をあげたくなる気持ちと、のんびりとした時間に心地よさを感じました。

さてお隣のシッキム州ですが、1975年にインドの州となり現在に至りますが、その昔は仏教を信仰していたシッキム王国。町中や川、道路がとても綺麗なことも目に付きます。これというのも、ここシッキム州はインドで最も環境に力を入れているので、ポリ袋禁止、小川にごみ捨てると罰金だからです。また、ルムテック僧院というダライラマに次ぐ重要人物カルマパを最高僧とするカギュ派の総本山とその現在まで波乱にとむ歴史に考えさせられもし、そこから見える白い雪をかぶる青い山脈を背景に赤、白、青、黄、緑、金の鮮やかな色の僧院が映る視界はとても美しいものでした。そして何より、ダージリン・シッキムはインドを感じさせません。牛は道にほとんどいない、路上に人は寝ていない、暑くない。それに加えて英国植民地時代の避暑地の雰囲気を残しているのでどこか上品。ダージリンとカリンポンで私たちの泊まったホテルは英国植民地時代ゆかりの建物だったので、まさに避暑地の優雅なホテルライフも満喫できました。

 最後に忘れてならないのが、ブータン王国。まさに「天空に浮かぶ夢の王国」でした。今回は年に1度のチェチュ祭で、いつもより華やぎに満ちていましたが、やはり田舎では静かで穏やかな時間が流れていました。民族衣装を身に付けるブータンの人々の微笑と、周囲の山々の風景には心が癒されるばかりでした。

 今回参加された方の声には、こんなにいいところとは思わなかった!なんでこんなにいいところをあまり知られないの?などなどありました。この声が本当かどうか、ダージリン・シッキムそしてブータンにそんなに面白いところがあるの?と思った方は、行ってみないとわかりません、この地域の面白さは!私もあえて全部語りません。それは行ってからのお楽しみだからです。

 特に、ブータンではこれから秋にもお祭りがあります。是非、行かれてみてはいかがでしょうか。(高橋景子)

ブータンのツアーはこちらから

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