2006年4月11日 (火)

生姜飴を頬張りながら鳳凰古城へ

Dscn2228 先日、「龍勝の棚田と湖南之旅 9日間」のツアーより帰国致しました。このツアーは旅の前半は中国の中でも南に位置する(ベトナム国境にも接します)広西チワン族自治区を訪れ、何百年もかけて山の斜面に沿ってチワン族やヤオ族などの少数民族が創り上げてきた龍勝の棚田を見学します。また、船に乗りながら移りゆく山水画の世界を眺める桂林の漓江下りにご案内致します。後半はその北側に位置する湖南省へ行き、幽玄かつ壮大な奇岩奇峰が広がり、世界自然遺産にも登録されている張家界を訪れます。この見所の多いコースの中で、私が特にお勧めしたい場所は、いまだに2~300年前の街並みが残る鳳凰古城なのです。

街の中央を貫くように沱江という川が流れています。今回私たちは小舟に乗り、約30分ほど舟から見上げるようにして古い街並みを眺めました。舟を下りてからは迷路のように入り組む細い路地を散策。そこで目に付いたのが「生姜飴(中国語で姜糖)」を売る店です(古城内のお店の3分の1は生姜飴屋だそうです)。ほぼ全ての店がその場で生姜飴を作っており、私たちも飴を作る工程を見ることが出来ます。そしてどの店も私たち観光客に「うちの店のが一番おいしいからなめてみな!」とすすめられます。生姜飴といっても甘口、辛口、ごま味など色々と種類は豊富です。なぜこの地に生姜飴が根付いたか?昔子供が風邪を引いてもこの地域には医者がいなくて、薬はあったが苦くて口にしなかったことからも薬代わりとして考え出されたものなのです。そんな先人のこと思いながら生姜飴を頬張れば、きっと体がポカポカしてきて元気になること間違いないでしょう。

 夜になると雰囲気はがらりと変わります。再び沱江へ行ってみると、川沿いの建物のは点々と赤提灯が灯り、川には日本でいう「精霊流し」のようです。折り紙で作った受け皿の真中にろうそくをつけ、それに火を灯し川に流すというものですが、その光景は幻想的で私たち日本人にとって懐かしい気分にさせてくれました。(斉藤 信)

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