2006年5月19日 (金)

アンコール遺跡群を極める!

060519 先日「アンコール遺跡群を極める旅 ~完全周遊~」から戻ってまいりました。ゴールデンウィーク初日に出発という事で成田空港から大変な人手にもまれる所から始まった今回の旅でしたが、現地では同じホテルに6連泊と、最初から最後まで移動なく、広大なアンコール遺跡群を満喫しました。アンコールワットで見たご来光は聖池に映る逆さアンコールが美しく、聖なる丘プノンバケンからはジャングルの彼方に沈む夕陽も印象的でした。アンコールトムには「クメールの微笑み」と呼ばれる彫刻や、当時の人々の生活風景や戦いの様子など、バラエティに富んだレリーフが見事な第一回廊。夜にはライトアップされたバイヨン寺院をバックに、美しいアプサラダンスに酔いしれた「アンコールナイト」と、毎日がハイライトの8日間。普段ではなかなか足を運ぶ事のできない郊外まで足をのばし、ジャングル探検のように、まだまだ手付かずで荒れはてた道を進むベンメリア、コーケーなどの遺跡群を訪れました。

さらに、学校やマーケットなど、水上生活の様子をボートで遊覧しながら楽しむトンレサップ湖まで足を伸ばしました。アンコールワットの西参道の修復現場では実際に修復の手伝いを体験、上智大学のアンコール遺跡保存研究所にも立ち寄り、世紀の発見となった千仏柱や発掘された仏像など、なかなか見られない所にもご案内させて頂き、まさに完全周遊となりました。現在カンボジアは連日30度を超えるような暑さが続く、乾季の終わりです。アンコール王朝時代と変わらぬ熱い日差しを浴びながら、悠久の歴史の流れに身を任す一時は素晴らしい想い出となるでしょう。今年は8月に毎回興味深い解説で大好評の、上智大学学長石澤良昭氏が現地同行するプログラムが追加設定されております。知的好奇心を満たし、旅の価値が2倍にも3倍にもなるこの特別プログラムを是非お見逃しなく!(村上大嗣)

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