芸術と美食の国
先日、フランス物語15日間のツアーから戻ってまいりました。早春で爽やかな気候を期待しつつ、フランスに降り立った私たちを迎えたのは、何と「初夏」の気候でした。強い日差しに輝くばかりの太陽、コバルトブルーの海。かつて裕福な英国人が、競って別荘を構えたがったという事実には、大変納得させられます。
フランスといえば芸術の国。マリー・アントワネットの時代に、「ヨーロッパ中の貴族達が建築やファッションをお手本にしたいと思った」と言う話は非常に有名ですが、現在もその美しさは顕在です。どの街や村へ行っても統一された屋根の高さや色、石作りの装飾が美しい教会やお城、近代風のビルにおいても、光と柔らかさを強調した斬新なデザイン。目的もなく散歩しているだけでわくわくしてきます。さらに、造形美だけではなく自然の美しさにも魅了されます。残念ながら、手つかずの自然というわけではないですが、手入れの行き届いている畑や庭園などには、心が癒される思いです。建物にしろ、自然にしろ、あの美しさはフランスという国の風土が造り出したものだ、と実感させられました。印象派の巨匠、ゴッホやモネを産み出すことが出来たのも、この明るい太陽が降り注ぐフランスの国土だったからではないでしょうか。
さらに、造形美だけではなく自然の美しさにも魅了されます。残念ながら、手つかずの自然というわけではないですが、手入れの行き届いている畑や庭園などには、心が癒される思いです。建物にしろ、自然にしろ、あの美しさはフランスという国の風土が造り出したものだ、と実感させられました。印象派の巨匠、ゴッホやモネを産み出すことが出来たのも、この明るい太陽が降り注ぐフランスの国土だったからではないでしょうか。
そして忘れてはならないのが、お食事。今回のツアーでは、ブイヤベース、ラタトゥイユ、フォアグラ、カスレ、ワイン、オムレツ、シードル、海鮮料理、エスカルゴ!これでもかと言わんばかりの特別メニューをご用意いたしました。同じ美食の国の人間として、見る目の厳しい私達でさえ、納得のいく美味しさで、毎食舌鼓を打たせていただきました。それぞれの味は・・・と、ご案内したいところですが、是非、皆様ご自身で体験して下さい。
魅惑的な国、フランス。何度訪れても、飽きることができない国、是非ベストシーズンに訪れてみてはいかがでしょうか。 (沼田 江美子)
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