2006年6月 7日 (水)

乾季真っ只中のマダガスカル

200606071 先日、「不思議の島マダガスカル楽園紀行 9日間」の添乗より戻りました。マダガスカルは、アフリカ大陸の南東、モザンビーク海峡を隔てて約400キロに位置する島で、インド洋に浮かぶマダガスカルは涼しく、今は雨の少ないベストシーズンです。

ここには、固有種が多数が存在し、動物で有名なのは、2本足で横っ飛びして移動する原猿シファカ、体温を上げて活動するために手を広げて日光浴するワオキツネザル、童謡でも知られるアイアイをご覧頂くことができます。また、植物も1000種類以上のラン、サボテンに似ている奇怪な形をしたディディエレア、そしてマダガスカルの代名詞とも言えるバオバブの木が私たちの目を楽しませてくれます。

特にバオバブが見られる国は限られていて、アフリカ大陸で1種、オーストラリアで2種。それに比べて、マダガスカルには何と8種もあり、種類が豊富です。そのバオバブの木がご覧頂ける場所はマダガスカル中央西海岸にあるムルンダヴァという町です。首都アンタナナリボから飛行機で1時間飛び、そこから更に車で1時間走らせると、バオバブの多く生える一帯に到着します。バオバブには年輪がないので、ハッキリとした樹齢はわからないそうですが、推定何百年という大人8人がその幹の回りに手をつないで囲むことができるほどの大きなものが一帯にあちこちに点在していました。特に、夕日が沈みかけた時間帯にバオバブの並木道を 訪れると、写真に収めたくなるほど赤く染まった美しい光景を目の当たりにすることでしょう。

是非、この乾季のベストシーズンにマダガスカルで「不思議」な動植物を探しに出かけてみませんか。(大江山 奈央)

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