2006年6月15日 (木)

「民族の十字路」シルクロードの旅

0615jpg 先日「シルクロード列車、天山越えとタクラマカン砂漠縦断 15日間」より帰国いたしました。
。このツアーでは、ヤルカンドというシルクロードのオアシスの町に立ち寄ります。
今回はヤルカンドのメインストリートでもある鍛冶屋街をご案内しました。どうやら、ここでは日本人はまだまだ珍しいようです。カチンカチンと鉄を打つ心地よい音を耳にしながら歩いている私たちの後を、ウイグル人の子供たちが一生懸命追いかけてきます。鍛治屋さんの中はどうなっているのかと覗かせてもらおうと立ち止まるとさあ大変。子供達だけでなく、大人まで私たちの周りを取り囲んで「ヤポン?ヤポン?(日本人?)」と話しかけてくるのです。

鍛冶屋見学どころではありません。彼らには英語も中国語も通じないのでコミュニケーションを取るのは大変です。身振り手振りと知っているウイグル語の単語数個を駆使して会話をします。人間とは不思議なもので、それでも気持ちは十分に伝わるようです。
こんな温かい出会いを楽しめるのも、「民族の十字路」であるシルクロードならではないでしょうか。
まだシルクロードに足を運んでいない皆様、機会がありましたら是非お出かけ下さい。日本では体験出来ないような素敵な出会いが、皆様を待っているはずです。 (荒井 千穂)

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