2006年7月18日 (火)

白夜の北欧

060718 ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマークの北欧4か国を訪れるツアーより帰国しました。
この時期の北欧は白夜の季節。北緯66度33分以北の北極圏は1日中太陽が沈みません。北極圏より南の地域でも、日が沈むのはかなり遅く、日の出も早いので、ほんの数時間しか暗い夜の時間がありません。そんな時期に北欧を訪れ、1年で最も昼の時間が長い夏至をお祝いする場面に出会いました。
美しいハダンゲルフィヨルドを真正面に望むノルウェーのロフトフースにあるウレンスヴァング・ホテルに到着すると、もうすぐ子供たちが結婚式の衣装を着てダンスをするから見に行ったほうがいいですよとフロントの女性。まもなく、ホテルの庭で、着飾った地元の子供たちがかわいらしいダンスを披露してくれました。

この小さなロフトフースの町では、毎年夏至には子供たちが大人の結婚式と同じ衣装を着て、パレードを行います。これは、結婚すれば子供をもうける人が多いので、結婚というのは次世代へ続く豊かさを象徴しているからだそうです。また、パレードという楽しいものに参加することで、将来結婚して送る人生は楽しいものだと子供たちに教える役目もあるのだとか。もちろん、その年の豊穣を願うという意味もあります。そして、このパレードの途中に、創業160年の歴史を誇るウレンスヴァング・ホテルに寄ってダンスをするのです。実はダンスの後、子供たちはおやつをもらっていましたが。
夏至の後は昼の時間が少しずつ短くなっていき、今度は暗い時間の長い冬がやってきます。北極圏では1日中太陽の昇らない日が何日かあります。そんな北欧の人々は明るい夏の日々を大切に思い、お祝いするのです。旅行者の私たちも、明るい時間が長いと夜遅くてもいつもより元気な感じがするし、なんだかもったいなくて何かしようかなという気になります。何もかも輝いて見え、人々も活動的になるのがこの夏の季節なのです。  (武石幸)

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