2006年7月19日 (水)

アイルランド二大絶壁の絶景

060719 緑溢れる初夏のアイルランドで、自然が作り上げた断崖絶壁の驚異的な景観を堪能しました。
アラン・セーターで有名なアラン諸島で最大のイニシュモア島。フェリーで約1時間ほどのその島の南の海岸線には、高さ約100メートルの断崖絶壁があり、その上に崖を背景にして曲線を描くように、「ドゥーン・エンガス」という半円形の三重の砦が築かれています。果てしなく広がる大西洋の海を見渡せる場所に作られたその砦は、今から約3000年ほど前に建設されたと考えられています。当初は宗教・政治の中心地でしたが、その後、軍事目的で何度も占拠され、堅固な砦となっていったと言われています。
そこへ至るには、片道約30分の緩やかな坂道を花を愛でながら上っていきます。坂道の最後の方はやや足元が悪く苦労しますが、その分、この断崖絶壁の上の砦に立ったときの感慨は、非常に大きくなります。
半円形の砦の中央に舞台のような場所があり、若者たちが這いつくばって体を固定し、崖の下の海を眺めていました。こうでもしないと落下の危険性があるためですが、スリル満点で楽しそうです。密かにこの快感を味わってみたく、私も試してみましたが、本当に最高の気分でした。

そして、もう一つの絶壁の絶景は、アイルランド随一の観光地である「モハーの断崖」。
高さ200メートルもの絶壁が約8キロメートルにもわたって連なり、雄大なことこの上ない、素晴らしい眺めが望めます。大西洋の荒波が絶え間なく打ち寄せるため現在も侵食と崩落が少しずつ進んでいるということですが、私たちが訪れた日は、雲一つない快晴で、殆ど風もなく、波も穏やかという最高の条件に恵まれ、心ゆくまで素晴らしい景色を楽しむことができました。霧で霞んでまったく見えないことや海が大いに荒れて自然の厳しさを目の当たりにするということもあるそうですので、私たちは非常に幸運であったといえるでしょう。透き通る青空と紺碧の大西洋。そしてその海上に美しい曲線を描くようして延びる断崖。自然の景観を見てこんなにも感動したのは、久し振りでした。
「ドゥーン・エンガス(砦)」と「モハーの断崖」。どちらも忘れられないアイルランドの絶壁の絶景です。
(江崎 映理)

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