美味!ベトナム縦断の旅
先日『ベトナム南北周遊 10日間』のツアーより帰国しました。ホーチミンから始まるこのツアーは、細長い国ベトナムをハノイに向けて北上します。空港から市街に入りまず驚くことは、バイクの多さ!私達のバスはあっという間にバイクに囲まれました。赤信号で停まれば、正面には青信号を待ちわびるバイクの大群が、我先にと今にも飛び出しそうです。ベトナムの民族衣装・アオザイを身に纏った若い女性も逞しくクラクションを鳴らしまくっています。ベトナムの信号機はあってないようなもの。場所によっては、警察官が近くにいる時だけ停まればよいことになっているとか。よく事故が起こらないものだと関心してしまうほど彼らはスイスイと周りを避けながら運転するので、交通も極めて円滑です。これだけのバイクの波が押し寄せる道路を渡るのに最初は戸惑っていたお客様も、コツを掴めばもう大丈夫。走るのは厳禁。自分の存在をアピールしながらゆっくり歩いて渡る、これが攻略法です!
次に驚いたことは、ベトナム料理が非常に日本人の口に合うということです。日本でもよく知られている生春巻きやお米の麺“フォー”を始め、どれをとっても美味!南北縦断する中でそれぞれの地方の名物料理も味わえます。南部ホーチミンでは、ベトナム風お好み焼き=バインセオやココナッツアイス(暑い観光後に最高)、中部ホイアンでは、水餃子のようなホワイトローズ、カオラウ(太い米麺料理)。そして北部ハノイではブンチャー(米麺料理)、チャーカー(魚の揚げ物)と、どれも一緒に出されるヌックマム(小魚を塩に漬け込み発酵させて作った魚醤)やムォイ・ティエウ(塩コショウにライムを搾ったもの)といったタレにつけると一段とおいしくなります。お米の麺を使った料理だけでも数えきれないほどあるベトナム料理がこれほど日本人好みだということはあまり知られていないのでは?!
これからベストシーズンを迎えるベトナムで“美味しいものを見つける旅”をしてみてはいかがでしょうか。 (古澤 綾子)
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