2006年9月21日 (木)

見た・感じた・歩いた、エジプト5000年の歴史

Sinaiasahi 先日、「夜明けのシナイ山登頂とエジプト古代遺産 10日間」の添乗より帰国致しました。成田空港~カイロ空港までの14時間。何回行っても5000年の歴史と対面できることに心躍らずにはいられません。あせる気持ちを抑えつつ、空想に時間を費やします。 

今回はエジプトを南のアブシンベルから、北のカイロまでの古代遺跡を余すことなく巡って参りました。エジプト初日のアブシンベル神殿では、いきなりの42度!!じりじりと肌が焼けていくのを感じながら、しかし目の前の4体の大いなる遺産は圧巻の一言!!古代エジプトのファラオ(王)の強大な権力にただただひれ伏すばかりです。もちろん世界で一番有名な遺跡、ギザの3大ピラミッドにも行って参りました。現存する唯一の「世界七不思議」には現在も多くの謎が残っています。その謎がまた世界中の人々を魅了する理由のひとつかも知れません。

今回は普段、日本人が訪れることのない「モーセの十戒」で有名なシナイ山にも登頂して参りました。日本の山と異なり草木のない土と岩がむき出しになった荒々しい山が、入る者を拒むように聳え立っていました。
深夜2時。シナイ山の麓、聖カトリーナ修道院から、御来光を期待し、徒歩とラクダで山頂を目指します。ひっそりと静まり返った雰囲気は、かつてモーセが山篭りをしたという、この山をより一層神々しく演出してくれました。
向こうの空がだんだんと赤く染まり始めた6時頃。山頂には同じ目的を持った、様々な人々がその瞬間を待ちわびていました。ある者はギターを奏でながら、ある者はまるで神に祈っているかのようにじっと手を合わせながら、またある者はじっと空を見つめながら、その時を見逃さないように。
まさに一瞬でした。霞がかった山々から御来光だけが浮かびあがるように、私たちの前に現れました。登ってきた疲れも、眠気もすべて吹き飛ばし、心を浄化してくれる光の温もりが私たちを包み込んでくれました。仏教徒でも、キリスト教徒でも、イスラム教徒でも関係なく、美しいものは美しい!そう感じた一瞬の光でした。
気がついたときには、あたりはすっかり明るくなり、登ってきた山道が明らかになっていました。「こんな道だったのか」と思わず口に出るほど険しい道。しかし、下山する人々の顔には笑顔が見えました。このすがすがしい気持ちはきっと登ってみなければわかりません。
 日本でテレビを眺めながらお雑煮を食べるお正月も良いですが、お正月の予定を少しでもお考え中の方は、是非是非、足を伸ばして聖なる山・シナイ山へ。山頂で迎える新年もきっと素晴らしい年の幕開けになるに違いありません。(吉村 和馬)

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