2006年9月13日 (水)

雄大な自然と素朴な笑顔、そして「生きることの意味」

Fh010005_2 この度「天山に抱かれて、カザフキルギスからウイグル自治区へ15日間」より帰国致しました。新彊ウイグル自治区、キルギス、カザフスタン、再び新彊へと、天山南路と天山北路を一度で巡り、玄奘三蔵のゆかりの地を巡るという旅です。
このツアーだからこそ訪れることのできる場所、それがトルガルト峠です。中国からキルギスまでの国境の一つであるこの峠の標高は3752mと富士山頂と変わりないところに位置します。そこをバスで緩やかに進みます。ゆっくりと高度を上げてゆくので標高差を忘れてしまいそうになります。中国を出国してから乗り込んできた国境兵士はなんと18歳と20歳。国境警備の厳しいイメージを払拭するかのような、いまどきの若者といった感じ。乗り込んですぐにイヤホンでお気に入りの歌を聴きながらリズムを取っていました。そこで彼らに色々質問。知っている日本人はサッカー選手の中田に川口、それに宇多田ヒカルと、日本の首相の名前もおぼろげにしか覚えていない若者でも、スポーツや芸能には関心があるようでした。さらにリクエストに応えて国家と軍歌を熱唱してくれました。まさに熱唱!マイクがビンビンいう程・・・。

出国後2時間ほどしてようやくトルガルト峠に到着。遠くに雪を頂いた天山山脈も見えました。到着後、心配していた高山病もよそに中国で買ったウリを食べ、ガイドさんとお別れ。今度はキルギスから迎えに来たバスに乗り込み、いざキルギスへ向かいました。その数分後・・・雪を頂いた山々と遠くにみえるチャトゥルクル湖はまさにシルクロード。遮るもののない雄大な景色。あるのはただ自然だけ。空、山脈、湖、道、その手付かずの大自然。何もないその自然が、古の人々が往来した様子を彷彿させてくれます。
キルギスとカザフスタンではまさにこのツアーのタイトル通り、天山に抱かれながらの道中となりました。その間ユルタ(移動式のテント)で生活する家族と家畜を沢山目にすることが出来ますが、彼らの顔つきは本当に日本人に似ています。赤いほっぺに照れくさそうな笑顔でお客様も口々に昔の日本みたいだと言っていたほどです。
そんな大自然とのんびりとした風景が続く中で、あるお客様がいった一言が私の心からはなれません。「キルギスの風景や人々を見ていて、生きることの意味を改めて考えさせられたわ。」それからずっと、帰国した今もキルギスの風景を思い出すたび「生きることの意味」という言葉を思い出します。今の私にはこの答えは当分解けそうにありません。旅へ出る目的は様々だと思いますが、思いもよらないところで様々なことを考えさせられるのも旅ならではなのではないでしょうか。
皆様も是非、天山の雄大な風景を見に、日本人に似た中央アジアの人々に会いにいってみて下さい。(佐藤亜紀子)

カザフスタン、キルギス、中国(新彊ウイグル自治区)のツアーはこちらから

   

|

ユーラシア旅行社の中国・モンゴル情報」カテゴリの記事

ユーラシア旅行社の文化情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。