2006年9月14日 (木)

町の人々の誇り!!ローテンブルク歴史祭

Dscn0096 先日、ドイツの添乗より帰国致しました。今回は通常の「ドイツ物語」に<ローテンブルク歴史祭>の観光が加わり、ローテンブルクの宿泊が1日増え、逆回りとなった特別日程の16日間となりました。

今回の見所はやはり<ローテンブルク歴史祭>。このお祭の始まりは17世紀の30年戦争。町は皇帝軍(カトリック側)に占領され、焼き払われるかもしれないという危機に。その時、老市長が大ジョッキに並々と注がれたワイン(なんと3.25リットル!!)を一気に飲み干して、町を救ったと伝えられています。その逸話を再現し、市民は時代衣装を着て町に出てきてダンスをしたり、歌ったり飲んだりして、町の解放を祝うのがこの祭りです。

ローテンブルクといえば、誰もが知っているロマンチック街道を代表する観光地。市壁をはじめ、ほぼ完璧に中世のたたずまい今に残しています。それは、町の人々がずっと守り通してきた誇りでもあります。このお祭では町を救ったマイスタートゥルンクの劇や、子羊のダンスなどすべて市民の手で行われます。市庁舎の中で行われるマイスタートゥルンクの劇は素人とは思えない程のもので、彼らがいかにこのお祭に力を注いでいるかがうかがえます。町の人々と一緒にビールを飲んだり、音楽を楽しんだりして、過ごすことのできるお祭となっています。

ローテンブルクだけではなく、このツアーではベルリンからケルンまで見所の多い南半分ドイツをじっくりお楽しみいただけるツアーとなっております。

もうすでに、秋の気配を感じさせるドイツでしたが、これからもっと木々も色づき美しい景色をお楽しみいただける秋本番となります。是非、歴史あるドイツの町々や美しい自然の景色をご覧になって見て下さい。(前田 潤子)

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