2006年10月11日 (水)

広い空と、ダイナミックな自然の中へ!

Calbury 西オーストラリア州。オーストラリア大陸の西に位置するこの州はオーストラリアの中でも多様でダイナミックな自然景観を数多く有しています。 海あり森あり砂漠有り…  例えば、見渡す限り真っ白な貝殻で埋め尽くされたシェルビーチや、太古の生物が今でも息づくハメリンプール、南氷洋に臨むアルバニーのザ・ギャップ等など…さらに足を伸ばせばマウント・オーガスタスやバングルバングル、ウェーブロックなど大地と生命、そして青く広い空の生み出す景色が絶えず私たちを魅了します。
 先日、そんな春の季節のオーストラリアに行ってきました。 パース近郊は町も家々も花の季節に華やいで、道の脇や森の中には可憐な野花が顔を覗かせていました。 荒波打ち寄せる絶壁や、ピナクルズの佇む荒野にも健気な花が見られます。  さて、西オーストラリアは自然の景観も豊かですが、ここではオーストラリア固有の生物も沢山見ることができます。 コアラは飼育されたものになりますが、野生のカンガルーや野良ヤギ、桃色インコや緑色が鮮やかなトゥエンティーエイトなど。 特にカンガルーは早朝や夕暮れ時になるとあちらこちらの原っぱに出没するのです。  

パースの北にあるカルバリーで迎えた朝、私たちはそんなカンガルーたちを写真に収めながら南西へと向かいました。 カルバリー国立公園内の景勝地、ナチュラル・ブリッジを訪れます。 インド洋の波が地層の浮き出す独特の大地を削ってできた自然の橋。 青い海と空に突き出す橋に、朝の日の光が射す様はなんとも神聖な空気を漂わせています。 きれいな景色だ、と、カメラを向けますが、なかなかうまくいきません。 格好良く波を写すのが難しいのはもちろん、この波の音も、風の香りもここに立たなければ味わえないものだからでしょうか。 なにより、かつては一つだった二つの大陸を隔てる海も、青い青い空も、ファインダーに収めるには大きすぎるようです。  そう、百聞は一見にしかず。 ぜひ皆様も、その目で、耳で、鼻で、このオーストラリアの大自然を、味わいにいらしてください。(山岸青霞)

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