2006年10月27日 (金)

イスラム教国の深淵に触れるラマダンのイエメン

Imgp0006_000 先日、古き良きアラビア、イエメンへの旅より帰国しました。
今回のツアーはイスラム暦の9月の断食月(ラマダン)にあたりました。
イスラム教徒にとって5つの行うべき義務の1つで巡礼につぐ、大きなものになります。
日の出から日没までの間、一切の飲食を断ちます。食欲という最大の欲望に打ち勝ち、
食を得られない貧しいものへの思いを新たにする。またすべての人が断食により、皆が公平な人間であることを実感できるのだそうです。

ラマダンの間、日中はまるでゴーストタウンのように静まり返った街は日没とともに活気を取り戻します。オレンジ色の明かりの中、伝統的な衣装を身に纏い行き交う人々を見ているとアラビアン・ナイトの世界そのままなのです。

日没後、礼拝を呼びかけるアザーンがまるで合図となり、誰も彼もが一斉に座り込みつぶやくようにアッラーに祈りの言葉を捧げます。飲み物を口に運び、デーツ(ナツメヤシ)最初に食べます。その後礼拝を行い、まるで全てが今始まったかのような賑わいです。
そして1ヶ月に渡る断食月が終わるとライード祭(断食明けのお祭)が待っています。
これは日本でいうお盆・正月・クリスマスが一緒にきたようなお祭です。ラマダンも終盤に近づくとイエメン人の誰もが新調する洋服を選び、子供達はおもちゃを抱え、このときを楽しみにしている様子はどの国でも宗教でも共通なのだなと実感されられます。イスラム教に馴染みのない人でもすぐにその魅力を理解できるはず、古き良きアラビア、イエメン。是非一度おでかけください。 (阿部 真美)

イエメンのツアーはこちらから

|

中近東・北アフリカ情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。