2006年10月 2日 (月)

カラフルな室内装飾

Ghadamesu この度、「サハラのオアシス・ガダメスとリビア探訪 12日間」の添乗に行って参りました。リビアはこれからがシーズンです。

まずはリビアの首都トリポリへ向かいました。その後国内線に乗り継ぎ、リビア東部キレナイカ地方の中心地ベンガジへと向かいました。ベンガジ滞在中はローマ遺跡巡り。毎日毎日が遺跡観光の連続で、飽きてしまうのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはございません。それぞれの遺跡には特徴があり、モザイクが多く残るトクラの遺跡では、今現在発掘が行われていました。住宅跡からは綺麗なモザイクや壁画が顔を覗かせていました。海岸沿いに残るアポロニア遺跡は青い海とのコントラストが綺麗です。ベンガジを跡にしたあとも、まだまだ遺跡観光は続きます。トリポリ滞在中には、アフリカ最大のローマ遺跡とも言われるレプティス・マグナや北アフリカ最大の円形劇場があるサブラタ遺跡にもご案内。円形劇場の舞台下に施された3美神のレリーフは圧巻です! 

遺跡・遺跡と続く合間には、ガダメスの滞在があります。ガダメスでは遺跡とはしばし離れ、旧市街散策。旧市街には、現在誰も住んでおらず、無人状態となっております。何十年か前までは人々で賑わっていた旧市街を散策するのは、とても不思議な気分です。まるでどこか違う時代にタイムスリップしたかの様でした。散策の途中、民家へ立ち寄りました。基本は3階建てで、土台は石灰岩、そしてその上に日干し煉瓦を積み重ねた白壁の建築は、ガダメス独特のものです。中へ一歩入ると、外観のシンプルさとは一転し、カラフルな室内の装飾に目を奪われます。赤をの基調とした内装のデザインは、女性が担当していたのだとか。女性のきめ細やかさが感じられます。2時間くらいの散策後はお昼へとご案内。カラフルな装飾の民家でのお昼は、出来立てほくほくの名物料理「クスクス」を召し上がって頂きました。

 ガダメスでの滞在は、遺跡巡りツアーでは彩りを添えてくれます。遺跡に飽きてきたかな?と思った頃に旧市街散策、そして最後はまた偉大なローマ遺跡観光で締めくくることで感動も倍増です。ぜひ、皆様リビアへいらして下さい! (河合 宏美)

リビアのツアーはこちらから

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