ドイツ満喫物語
先日「ドイツ物語」の添乗に行って参りました。主要な観光箇所を押さえつつ、観光客もまだまだ少ない隠れ家的な小さな町も巡るこのツアーは見どころ盛りだくさんの15日間です。
東西ドイツ分裂時代の壁が未だ残るベルリン。「壁の向こうには自由があるに違いない」と、たった一夜にして作られた高さ3.6mの壁の突破を試みて銃撃された人々。今日、悲劇の壁の一部は“イーストサイドギャラリー”として、28ヶ国、118人のアーティストによるカラフルな絵が約1.2kmの壁にびっしりと描かれています。あの有名なポツダム会談(正式名はベルリン会議)が行われたツェツィーリンホフ宮殿は、米国トルーマンが日本に原爆投下を指示した場所でもあり、黄葉で染まった木々に囲まれた美しさとは対象的に歴史の重さを感じました。
さて、毎日がハイライトのドイツ物語ではご参加の皆様の御目当ても様々です。その中でもこれが一度見てみたかった!というお声の多いのが、やはりノイシュヴァンシュタイン城(新白鳥城という意味)です。ドイツの歴史に欠かせない人物、悲劇の王ルートヴィヒ二世の夢の城で、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルでもあります。ルートヴィヒの夢の内容が変わるたびに何度も工事のやり直しが行われましたが、当時いくらのお金が注ぎ込まれたの?と疑問がわいてきます。今のお金にすると約248億円!!ノイシュヴァンシュタイン城に登って行く途中、美しい湖と黄色いお城が目に飛び込んできます。これはルートヴィヒ二世が少年時代を過ごした場所で、彼の父マクシミリアン二世が建立したものです。彼はここから見える山の上にいつか中世の城を模した立派なお城を建てようと夢みていました。生涯結婚することもなく、精神病とされ最期は湖で遺体で発見されます。大金を注ぎ込んだ夢の城の完成を見ることはありませんでした。ノイシュヴァンシュタイン城は季節によって違う表情を見せてくれます。夏には新緑、秋になると燃えるような黄葉の上に聳え立つお城(冬は一面白銀の世界!)。お城を最も美しく納めることのできる写真スポット、マリエン橋にももちろんご案内致します!
これからは、世界的に有名なクリスマスマーケットが各地で賑わいを見せます。クリスマスの装飾品、かわいい人形達を眺めながら、名物のグリューワイン(香辛料入りのホットワイン)をお試しになってみてはいかがでしょうか? (古澤 綾子)
| 固定リンク
「西欧・南欧情報」カテゴリの記事
- 素朴なシチリアを知る。名画の舞台チェファルーへ(2017.12.22)
- モナ・リザだけじゃない、ヴィンチ村のレオナルドさん(2017.12.20)
- バスクといえば美食だけ?(スペイン)(2017.12.14)
- トリュフ市は大賑わい!美食のピエモンテ州への旅(イタリア/トリノ)(2017.12.12)
- モンタルチーノでつぐみ祭!(イタリア)(2017.12.01)
「世界の文化情報」カテゴリの記事
- 技術の国で「大人の社会見学ツアー」開催!!(ドイツ) (2017.03.31)
- クリスマスに訪れた五島列島、心癒される教会群巡り(2016.01.08)
- 2000年もの時をかけて造られ、守られているフィリピン、ルソン島北部の棚田(2015.03.18)
- モンゴルの移動式住居「ゲル」(ユーラシア旅行社で行くモンゴルツアー)(2014.07.08)
- 次期世界遺産候補、ドンラム村を訪ねて(ユーラシア旅行社で行くベトナムツアー)(2014.03.05)
この記事へのコメントは終了しました。

コメント