2006年11月28日 (火)

アフロディテの生誕地 キプロス島

P1010387 この度、11月19日発の「南北キプロス島を極める 8日間」のツアーに添乗をしてまいりました。キプロスは、周りをアラビア半島やアフリカ、かと思えばヨーロッパに囲まれた、様々な顔を持ち合わせた魅力ある国です。
キプロスは、数年前までは南北の行き来が難しい国でした。しかし近年では、だいぶ両国間の行き来も緩和され、南北の観光がスムーズにできるようになりました。今現在、南はギリシャ系、北はトルコ系のキプロス人がそれぞれ分かれて暮らしています。私達はまず、南キプロスのラルナカへとへと旅立ちました。気温20度。日本の早春のような爽やかな気候でした。

キプロスの見所は、なんと言っても、ギリシャ正教会群に残る綺麗なイコン画やフレスコ画です。同じキリスト教のカトリックなどの教会と比べると、中はほの暗く、壁や天井には綺麗な壁画が施されています。主に新約聖書の話をモチーフにした壁画が残っていて、思わず息を呑んで見入ってしまいます。ギリシャ正教のもう一つの特徴としては、聖職者のみが入ることができる祭壇のある聖域と一般の信者達がお祈りをする場所の間に“イコノスタシス(聖障壁)”があることです。この障壁には、いくつものイコンが掲げられています。イエス・キリスト、聖母マリア、聖ヨハネなどなど、数々の聖人達が並んでいます。時には、信者の方々がお祈りにやって来て、イコンに口付けをする姿も見られます。異教徒の私達でも、深い宗教的感銘を覚えるような雰囲気です。
また、南と北の街をそれぞれ体感して頂くのもキプロスの魅力の一つです。街を散策したり、車窓から眺めたりすると、その違いを実感します。南はギリシャの田舎町のようなヨーロッパの雰囲気、そして北はいっぺんしてイスラム世界が広がります。遠くにはミナレッドがそびえたち、カフェでは男性人達がミントティーで一服…。同じ島の中で、2つの国の顔を垣間見れます。その背景には、計り知れない民族間の複雑な心境がありながらも、表面的には見えてこない民族間の関係を、街並みから感じ取れます。同じ島国で暮らす私達にとって、他人事ではなく、興味深いものです。
ぜひ皆様、アフロディテ生誕の地 キプロスへ足を踏み入れてみませんか? ご参加、お待ちしております。(河合 宏美)

キプロス島のツアーはこちらから

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