2006年11月10日 (金)

大自然と巨大な遺跡を楽しむ

6 先日、リビア物語17日間のツアーより帰国致しました。

リビアと聞いて、どこに位置しているのかピンとこない方も多いかもしれません。アフリカ大陸の北部ほぼ中央にある国で、国境は6カ国と接しており面積は日本の約4.6倍と広大な国。90%以上が砂漠で、その美しさは訪れた人全ての心を一瞬で奪うほどです。

巨大で保存状態が世界でも稀なほど良いローマ遺跡の数々が地中海沿岸に点在しておるのも、この国の大きな魅力で、訪れる旅人の心をくすぐります。最近はテレビの世界遺産の特集でも、「レプティス・マグナ」や「サブラタ」といった遺跡を目にする機会が多く、皆様の中でもご興味をお持ちの方もいらっしゃるのでは。ローマ遺跡に興味があるならば、必ず訪れるべき場所が「レプティス・マグナ」。アフリカ出身の初のローマ皇帝、セプティウス・セウェルスの命で造られた当時の大都市は街全体の形がよく分かり、ローマ時代に舞い降りたかの様な気分にすらなります。

観光シーズンとしても、今の季節が絶妙のタイミングです。

昼間は、暑すぎず巨大な遺跡の中に迷い込むには丁度いい天候の毎日が続きます。同ツアー最大の楽しみは、やはりサハラ砂漠でのテント泊。
4WDに分乗し、砂漠の奥の奥を目指しながら4WD進む4日間は日本では絶対に味わうことの出来ない冒険の毎日です。

夜になると、我々専属のシェフの作る伝統料理に舌鼓を打ち、その後は現地のスタッフとキャンプファイヤーをしながら1日を振り返る。

耳鳴りがするほど音がない世界の中で、夜空全体に広がる星空を見上げながら眠りに付く日々。

皆様も味わってみたいと思いませんか?

あまりに便利になりすぎた日本社会で生活していると、ふと何もない世界を見たり、その中に身を投じてみたくなるものです。砂漠でのテント泊はきっと、そんな欲求を満たしてくれる事でしょう。 (峯島沙和子)

リビアのツアーはこちらから





   

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