活気溢れるリス族の「闊什節」
先日、「雲南最後の秘境、怒江大峡谷縦断 8日間」より帰国致しました。このツアーでは、雲南省の中でも秘境中の秘境、西部の怒江大峡谷の少数民族の村々を訪ねます。ここは日本人観光客はおろか、国内の中国人観光客も滅多に訪れない場所です。
今回の目玉は現地に住む少数民族であるリス族のお祭り、「闊什節」です。「闊什」とはリス族の言葉で「新年」の意味で、その名の通り新年を祝うお祭りです。普段は静かな田舎町ですが、この日だけは縁日のように活気があふれます。
この「闊什節」を見学する為に、怒江リス族自治州の州府である六庫から北へ20KM、澡塘という小さな村を訪れました。すると・・・やっていました!村人たちが全員民族衣装を身を纏い、自分達の踊りや曲芸に興じています。
そこへ観光客が入っていけば、観光客の多い地域なら商売熱心な人々が「3個千円、3個千円!!」などと言いながらアクセサリーや民芸品を売る為に集まって来るところですが、この村の人たちは違います。
観光客が少ないせいか、「物を売る」という感覚がないらしく、よそ者である私達ツアー客の事は完全無視。「あなた達誰?」といった態度です。
そんな村人達の態度も、私達には却って新鮮に映りました。また村人達の飾らない素の姿が見られたので、良かったと思います。
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