2006年12月21日 (木)

ハラッパーは本当に原っぱ?

1221 12月8日発「インダス文明の栄華、6大世界遺産周遊11日間」のツアーより帰国致しました。パキスタン南部は暑さが和らぐ今ベストシーズンですが、更にお天気にも恵まれ、充実したツアーとなりました。
モヘンジョ・ダロと並んで有名なインダス文明の遺跡と言えばハラッパー遺跡です。ハラッパーは紀元前2500~紀元前1700年に栄えた古代都市遺跡ですが、インダス文明が消滅した後も独自の文化を育て、H墓地と呼ばれるインダス文明後の墓からは、洗練された土器が発見されています。最盛期には3万人が住んだ大きな町でしたが、紀元前1500年頃ラービー川のは氾濫で多くの人が水に飲み込まれて亡くなりました。「ハラッパー」=「飲み込む」の名前はここに由来します。つまり、この名前は後世の人々がつけたものなのです。

さて、ハラッパーは本当に原っぱなのでしょうか。訪ねてみると意外としっかり残っていることに驚かされます。井戸、穀倉庫や工房、溶鉱炉に商店街などを見ていると、当時の活気ある生活を想像することは容易にできます。また、足元を見ると、あちこちに土器の破片が落ちています。土器の破片が散乱する遺跡の中を歩いて行けるなんて、きっと観光客が少ない今だけですよ。
現在も発掘が進められているものの、19世紀の鉄道工事の際にハラッパーの多くのレンガが大量に持ち出されて線路の敷石に使われた為、遺跡の全容を知るのは難しいとされています。それにしても、4000年以上も昔の焼きレンガの再利用はインダス文明のレンガ作りの技術の高さを証明しています!
皆様も是非、世界最古の文明、インダスを見にパキスタンへお出かけください! (古橋奈緒美)

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