2006年12月29日 (金)

活気溢れるリス族の「闊什節」

1229_001 先日、「雲南最後の秘境、怒江大峡谷縦断 8日間」より帰国致しました。このツアーでは、雲南省の中でも秘境中の秘境、西部の怒江大峡谷の少数民族の村々を訪ねます。ここは日本人観光客はおろか、国内の中国人観光客も滅多に訪れない場所です。

今回の目玉は現地に住む少数民族であるリス族のお祭り、「闊什節」です。「闊什」とはリス族の言葉で「新年」の意味で、その名の通り新年を祝うお祭りです。普段は静かな田舎町ですが、この日だけは縁日のように活気があふれます。

この「闊什節」を見学する為に、怒江リス族自治州の州府である六庫から北へ20KM、澡塘という小さな村を訪れました。すると・・・やっていました!村人たちが全員民族衣装を身を纏い、自分達の踊りや曲芸に興じています。
そこへ観光客が入っていけば、観光客の多い地域なら商売熱心な人々が「3個千円、3個千円!!」などと言いながらアクセサリーや民芸品を売る為に集まって来るところですが、この村の人たちは違います。
観光客が少ないせいか、「物を売る」という感覚がないらしく、よそ者である私達ツアー客の事は完全無視。「あなた達誰?」といった態度です。
そんな村人達の態度も、私達には却って新鮮に映りました。また村人達の飾らない素の姿が見られたので、良かったと思います。

お祭の内容は、踊り、ブランコの曲芸、弓矢の競技、綱引きなどです。それを一日かけて行います。
そして名物は「ナイフのはしご登り」です。
これは、ナイフで出来たはしごを素足で登り、一番上で逆立ちをするという曲芸です。この曲芸は誰でも出来るわけではなく、「はしご登りの達人」がいるそうです。彼らの足の裏の皮は非常に厚くなっていて、ちょっとやそっとの刃物では切れないんだとか。
達人はまだ村に到着しておらず、村人たちの話だと4時間は待たなければならないとのこと。流石にそこまで長くは待てないので、私達は後ろ髪を引かれる思いで村を後にすることにしました。

飾り気のない素朴な村祭でしたが、伝統ある民族衣装を身にまとい踊り続ける彼らの姿に、民族の誇りを感じ、胸が熱くなりました。

また、2月、3月の怒江は、菜の花が美しく咲く季節です。怒江の流れが180℃曲がる「怒江第一湾」が、黄色の絨毯が敷き詰められたようになります。季節折々の風景やイベントが楽しめる怒江。いつ足を運んでも楽しめる場所です。まだこの地を訪れたことのない方、是非一度お越し下さい。

素朴な風景が、皆様の心を癒してくれること間違いありません。(荒井 千穂)

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