2007年1月 3日 (水)

扉の向こうで待っていたもの、インド満喫の13日間

0103_000 11月下旬、ブーゲンビリアが咲き乱れる北インドを旅してきました。12ヶ所の世界遺産を訪ねる充実の日程でご好評頂いている「インド悠久文明の旅 13日間」。お天気にも恵まれ、インドの大地を満喫してきました。

仏教・ヒンドゥー教の巨大遺跡群でその名を知らしめるエローラとアジャンタ。ベテランガイドは独特の話口で笑いを誘いつつ、その豊富な知識で悠久の歴史を刻む石窟寺院群を案内してくれました。

「平和」を意味するというサーンチーは、なだらかな丘と手入れが行き届いた芝がその名に相応しく地上の楽園といった雰囲気。大きな土饅頭のようなスゥーパの四方に立つ石門に所狭しと施された浮き彫りの情景は、全てお釈迦様の一生にまつわるもの。ときに蓮の花が、ときに足跡が、その他沢山の自然物がお釈迦様を象徴し、一つひとつ仏教の教えを表していると絵解きは続きます。

ヒンドゥー教の聖地ベナレスでは一般のインド家庭を訪問しました。子どもたちが人懐っこくチャイ(インドのミルクティー)とお菓子を振舞ってくれました。歌をリクエストしたところ、最初は恥ずかしがっていましたが、私達が「幸せなら手を叩こう」を歌い終わり、お父さん、お母さんも頑張って頑張ってと後押しすると、か細い声で歌ってくれました。何でもいま流行っているというヒンドゥー語の映画の歌とのこと。将来はパイロットになりたいと控えめに話してくれました。

ジャイプール旧市街の中心にある風の宮殿はピンクの砂岩の透かし彫りがとても美しく、目を閉じれば風の音が聞こえてくるかのよう。バスを降りて少し歩きまわると、印象は一転、土産物売りやクラクションの喧騒に包まれます。昨日も来てたでしょと声をかけてきた少年は片足が不自由で杖をついていましたが、屈託のない笑顔で混沌とした車道を渡るのを手伝ってくれました。

翌日は郊外へ。夏をより涼しく演出するパステルカラーの夏の宮殿、より暖かさを醸し出す無数の鏡が埋め込まれた冬の宮殿のあるアンベール城は、豪華絢爛さはないですが、住むものに本当の快適さを提供する工夫に関心させられました。
インドが世界でも有数の観光資源の宝庫であるということには誰もがうなずくところでしょうが、現時点では残念ながらまだ消極的なイメージをお持ちの方もいらっしゃるようです。とはいえ、インドは大変なスピードで進歩しています。以前に比べるとホテル等の設備も格段に使いやすいものになりました。思い切ってインドの扉を開いてみて下さい。そこにはまだ見ぬ神秘的な遺跡や壮麗な建築物、ゆったりとした時間の流れ、そして人びとのとびっきりの笑顔が迎えてくれることでしょう。 (石堂 佐和)

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