ネパールでヒマラヤの初日の出!
今回の旅のハイライトはなんといっても2回の遊覧飛行。心配されたお天気にもかろうじて恵まれ、特にアンナプルナ遊覧飛行では18人乗りチャーター機で贅沢な空の旅を楽しむことができました。
ポカラから飛び立った飛行機はぐんぐん高度を上げ、雲の層を超えきると、澄んだ青と白の世界が広がります。機内は水平飛行に入ると案外安定しており、重装備がなくとも、手軽に世界の屋根をカメラに収めることができます。飛行も折り返し地点で、ついに今なお人類未踏の神の山マチャプチュレ6993mはその美しい魚の尾ひれの姿態をわたしたちの前に現してくれました。極めつけはコックピットからの眺め。「世界の屋根」が視界いっぱいに飛び込んできました。
2回目の飛行はカトマンズから。東に針路をとり、目指すは世界に冠たるエベレスト。この日、朝7時、食堂に一度お集まりいただくも靄がカトマンズ盆地を一面覆いつくし、とても飛び立てそうにない気配。いったん諦め、木製の調度品が趣味よく配置され、木の温もりが心地よいドゥワリカホテルにてゆっくりとお食事をおとりいただき、のんびりと市内へ出かけました。観光を終え、ちょうどバスに戻ろうかとしていたとき、ガイドの携帯電話にまさかの朗報が。いそいで空港へ向かい、いざ出発。麓の天気とはうって変わって上空は雲ひとつなく澄みわたった天気で、ガーネーシャ・ヒマール、チョー・オユー他、錚々たる山々がくっきりとその姿を見せてくれました。そしてお待ちかねのエベレストが、目の前に現れると…みなさん言葉を失い、感慨ひとしおでした。
そのほか今回のツアーでは3回のハイキングが楽しめます。往復でも半日もかからない程度のお手軽なものですが、ガイドさん曰く「本当のネパール」~人びとの素朴な暮らしぶりが垣間見えます。青々とした棚田と菜の花の黄色、空の抜けるような青と人々の素朴な笑顔が忘れられない思い出を残してくれました。(石堂 佐和)
| 固定リンク
「アジア情報」カテゴリの記事
- 地上からも上空からもヒマラヤ山脈とアンナプルナ山群を堪能!(ネパール)(2017.12.28)
- 酸っぱいけど甘辛い?カンボジアの「お漬け物」(2017.12.27)
- お釈迦様入滅の地、クシナガルへ(2017.12.15)
- ネパールの生きた女神、クマリにびっくり!(2017.10.20)
- 幸せの国ブータンに幸せを運んだ日本人がいた!(2017.09.07)
「世界の自然情報」カテゴリの記事
- 青きドナウの果てに出会った景色(2017.11.10)
- 今話題の絶景、氷のトンネル(アイスランド)(2017.09.22)
- インドでサファリ!?(2017.03.07)
- 1度で5度美味しい!ウユニ塩湖を満喫(ボリビア)(2017.02.15)
- きつかった!でも行ってよかった!!セコン湖ハイキング(ネパール)(2017.01.10)
コメント