喜望峰で希望豊?!
と、言いますのもこの辺りは偏西風のためいつも強風で荒れ狂う海が航海者を待ち受けていたからです。ですが、その報告を受けたポルトガルの国王がそのような名前では絶望的な気分にさせるということで、現在の「喜望峰」(Cape of Good Hope)という名前に変更したそうです。
Cape of Good Hope!いい響きではありませんか!!先日、私たちがここを訪れたのはなんと、2007年1月1日でございました。『一年の計は元旦にあり』と申しますが、新年早々、喜望峰にたち、希望に満ちた一年を想い描く。なんだか幸先の良いスタートが切れたような気がしております。大変な苦労をしてディアスが喜望峰にたどり着き、その翌年、バスコダガマがついにインドへの航路を開拓する。大変な苦労をしてアフリカに到着し、素晴らしい風景と思い出ができる。事の大小はあれど、どちらも同じことのように思います。長い空路なくして、この喜望峰には達することはできません。そしてこの喜望峰に達することなくして、南アフリカ始め、南部アフリカの魅力をお楽しみ頂けることは不可能でございます。
長い旅路の向こうには、希望に満ちた新天地への入り口がございます!!どうぞ皆様、魅力溢れる南部アフリカへの扉を開いてみようではありませんか! (尾形 美絵)
| 固定リンク
「アフリカ情報」カテゴリの記事
- マウンテンゴリラに会いに密林へ(ウガンダ)(2018.01.16)
- 2018年、初日の出の奇跡(ナミビア)(2018.01.12)
- 広がり続ける大地溝帯と生きるエチオピア(2018.01.10)
- 奴隷海岸を歩いて思ったこと(西アフリカのガーナ)(2018.01.09)
- 「星の王子さま」では恐怖の木!?不思議な巨木バオバブは存在感抜群!(マダガスカル)(2017.12.05)
「世界の歴史情報」カテゴリの記事
- ヨーロッパ文明の礎、燦然たるギリシャの歴史(2017.03.23)
- 遥かな時を越えて、ポルトガル大航海時代と日本の関わり(2016.11.04)
- クリスマスに訪れた五島列島、心癒される教会群巡り(2016.01.08)
- インドへの旅の途中、玄奘三蔵が立ち寄った地・高昌故城(中国・新疆)(2015.11.24)
- 大きな歴史の舞台は小さな古都レーゲンスブルクから(2015.11.10)
コメント