感動の連続、西オーストラリア大自然紀行
先日、「西オーストラリア大自然気候 10 日間」の添乗に行って参りました。この時期の西オーストラリアは気温 30 度を越える真夏。乾燥した西オーストラリアの夏はとても過ごしやすく、天気も安定し毎日気持ちのいい青空に恵まれるベストシーズンです。
そしてなんと言っても今回は大晦日出発で、空の上での新年の幕開けと言う珍しいツアーとなりました。成田空港出発時から何か機内でのイベントがあるのではと期待に胸を膨らませながらの空の旅となりましたが、いざ 0 時を過ぎても特に騒ぎは起こらず、タイミングとしては 1 時間以上遅れましたが、機長からの何気ない「ハッピーニューイヤー」の掛け声で、 2007 年の幕開けとなりました。
そしてオーストラリアでのツアー初日はなんと元旦。まずパースから北上し、3日間をかけてモンキーマイアを目指します。西オーストラリアの州都パースを出るとすぐに広がる赤土とブッシュの大地。オーストラリアらしい景色に感動している暇も無く、突然広がるのは真っ白な砂浜と、そのままつながるランセリー砂丘。アメリカのスクールバスを改造して作った4WDバスに乗り、最初の観光は砂丘ドライブです。元旦のパワフル4WDでの豪快なアップダウンドライブはここでしか出来ない自然のジェットコースターでした。他にも途中停車し砂丘を一気に下るサンドボーディング、豪快なドライビングと面白いガイディングで盛り上げるドライバーガイドと共に皆様にとって忘れがたい思い出となったことでしょう。
次に訪れたのは、なんと言っても西オーストラリアを代表する目玉観光地「ピナクルズ」です。まだパースを離れて数時間というところに、真っ白なランセリー砂丘と、オーストラリアらしい赤土の砂漠「ピナクルズ」があり、早速オーストラリアに来たと実感させられます。ピナクルズでは赤土の砂漠に広がる奇岩群は感動の一言に尽きます。 西オーストラリアでの元旦は気温30度以上、快晴、観光も盛り沢山の忘れられない新年の幕開けとなりました。
次の日にはカルバリー国立公園でのいかにもインド洋の景色と、オーストラリア大陸を形成する赤土の断崖絶壁など、壮大な景色をご堪能いただきました。そして4日目には世界遺産のシャークベイエリアに入り、地球の酸素の起源と言われる現存する生物ストロマトライト、見渡す限りの真っ白な貝殻で出来たシェルビーチ、野生のイルカや、海亀、絶滅の危機にもあるジュゴンの生息地でも知られるモンキーマイアと、ツアーのハイライトへと突入します。
西オーストラリア最高のビーチリゾートでの贅沢な一日をお過ごし頂き、ツアーは空路、パースへ戻ります。その後、パース市内観光はもちろん、代表的観光地、ウェーブロックや、スワンバレー、フリーマントル、ヨークも逃すことなく訪れます。
西オーストラリアにツアーを限定したことにより、通常ではとても訪れることの出来ないような場所まで丁寧に巡り、途中休憩がてらの写真ストップなどでも、新しい発見と、大きな感動の連続となりました。
多くのツアーで訪れることすらない西オーストラリアですが、ここには行ったものにしか分らない、大きな感動の毎日が待っています。最高に美しい海と、優雅な休日をお求めの方、これ以上のツアーがありますでしょうか。是非、西オーストラリアをじっくり旅をされてはいかがでしょうか。(関口 洋)
| 固定リンク
「オセアニア情報」カテゴリの記事
- 太古の大自然、オーストラリア・ブルーマウンテンズ国立公園(2017.12.08)
- ユニークな“泥人間の踊り”(パプアニューギニア)(2017.12.06)
- 島国なのにグルメの代表はヘルシーな牛肉!(バヌアツ)(2017.10.26)
- 地上の南十字星(サザンクロス)を探す旅へ(オーストラリア)(2017.10.17)
- オーストラリア、ロットネスト島のクオッカを愛でる(2017.10.13)
「世界の自然情報」カテゴリの記事
- 青きドナウの果てに出会った景色(2017.11.10)
- 今話題の絶景、氷のトンネル(アイスランド)(2017.09.22)
- インドでサファリ!?(2017.03.07)
- 1度で5度美味しい!ウユニ塩湖を満喫(ボリビア)(2017.02.15)
- きつかった!でも行ってよかった!!セコン湖ハイキング(ネパール)(2017.01.10)
コメント