2007年1月12日 (金)

南インドでリラックス!ハウスボートのクルーズ体験

0112 この度「南インド・ドラヴィダ芸術と海のシルクロードを訪ねる」ツアーより帰国いたしました。

南インドは常夏の国、ヤシの木やバナナの木をたくさん見かけ「インドとは別の国?」と思ってしまう、そんなところです。言葉や人も違い、北のインドをご存知の方にとっては新しいインド発見!新鮮なインド体験が出来ることでしょう。

このツアーのお勧めポイントはなんと言ってもバックウォータークルーズ体験です。

南インドのトタパリからハウスボートに乗り込み、アレッピーまでののどかな水郷地帯をゆっくりと進んで行きます。両岸には地元の人々の畑仕事の様子や洗濯しているお母さんの姿などを見かけます。時々、船頭さんが岸を歩いている現地の人に話しかけています。「最近どうだい」「今日もいい天気だね」そんな会話をしているのでしょうか?私達に笑顔で手を振りはしゃいでいる子供達もいます。

夕暮れの空は次第に暗くなり、ヤシの木の林の向こうにポツリポツリと明かりが増えてゆきます。今夜はここで船を止め、船のスタッフは夕食作りスタート、私達はチャイを飲みながら出来上がりを楽しみに待ちます。ココナッツとインドならではのスパイスを使ったケーララ料理はシャキシャキとした歯ごたえがたまらない!今までに食べたことのないような美味しさでした。

夜になると月明かりの下でヒンズー教のお坊さんの歌が聞こえてきました。こぶしが効いた日本の演歌とイスラム教のコーランを掛け合わせたような不思議な歌声でした。

食後は各部屋でゆっくりと夜を過ごします。真っ黒な川面に映った月は、時々横切る船の波で幾重にも広がりキラキラと揺れています。

日本での日々の生活がまるで遠い夢のように感じる一時でした。

バックウォータークルーズを体験できるのはこのコースだけです。もちろんそれ以外でも感動の連続です。数々のすばらしい寺院を訪れ、ドラヴィダ芸術やヒンズー教について学ぶ事ができ、充実した9日間をお過ごしいただけます。

まだ南インドを訪れたことのない方は、是非この感動を体験しにきてください。(関根 三恵子)

南インドのツアーはこちら

|

アジア情報」カテゴリの記事

世界の文化情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。