ヒマラヤの魅力を堪能する3つの方法
先日、「ネパール二大遊覧飛行とヒマラヤ眺望ホテル」10日間の旅より帰国致しました。
今回のツアーは、ネパールの旅の醍醐味を存分に味わうことのできるもので、“世界の屋根”ヒマラヤの魅力を様々な形で味わえるものでした。
第一に、ヒマラヤの魅力を、ハイキングをしながら楽しむということ。山々を眺めながら大自然の中を歩くハイキングを楽しみ、汗を流すことの心地よさは何ものにも代え難いネパールならではの体験でしょう。今回のツアーでも、計 3 回、山々を眺めながらのハイキングを楽しみました。アンナプルナ山系の山々に見守られながら歩いていると、所々で人懐こい村の子どもたちが「ナマステ!(こんにちは)」と笑顔で私たちに声をかけてくれました。純粋で素朴な子どもたち。ヒマラヤの懐の国で生きる彼らの無邪気な笑顔を目にすると不思議と心は癒されます。今回特に山が美しく見えたのはポカラ近郊の「サランコットの丘」でのハイキングでしたが、最後のひと踏ん張りの上り道を上り切って、丘の頂上に到達したときの喜びはひとしお。アンナプルナ山系の峰々がその雄姿をくっきりと見せ、それはまるで仰ぎ見る私たちに微笑みかけてくれたかのようでした。
その第二は、朝日を浴びて輝くヒマラヤの峰々を眺望すること。日の出前から、朝の太陽に赤々と照らされ、その美しさを刻々と変えていく峰々。そして、日の出のその瞬間を前にして自ずから高まっていく期待感、日の出の瞬間の何とも言えない喜びの気持ちは、神々しさ溢れるヒマラヤと朝日という組み合わせだから、尚更大きくなります。サランコットの丘でハイキング開始前に眺めた朝日を浴びるマチャプチャレ( 6993 m)やアンナプルナの峰々の美しさはその場を去り難くなるほど感動的で、最も印象的なものでした。普段より少し早起きするだけでその美しさを存分に堪能できるのですから、ネパールでの早起きは、まさに三文の得と言えるでしょう。 そしてもう一つがヒマラヤ遊覧飛行。ヒマラヤの峰々に空から接近して行き、上から眺めるという経験は、迫力満点で、思わず飛行機から身を乗り出したくなるほどワクワクするものです。遊覧飛行では、 7000 m級~ 8000 m級の高峰が連なるその上空をプロペラ機で飛んでいきます。憧れの山々をこんなに間近で見ているのかと思うと本当に感激してしまいます。迫力のマウンテン・フライトでの機内は、興奮された皆様の熱気に包まれた空間でした。 本当に素晴らしいひとときを過ごすことができました。 山好きの方だけでなく、より多くの皆様にヒマラヤの魅力を味わって頂きたいと心から思います。
ヒマラヤを堪能するには、登山という方法以外にも、今回ご紹介した 3 つの方法をはじめ、様々なものがあると思います。どんな形であれヒマラヤはその魅力を存分に楽しませてくれますので、ヒマラヤ未経験の方は、是非一度ネパールにいらしてください。 (網代 茂幸)
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