☆みっつ、いただきました!in サルディーニャ&コルシカ
いつだったか社内の誰かが言っていました。「あまり知られてない土地ほど飯がうまいんだよなぁ…」それが見事的中したのがサルディーニャ、コルシカ島の旅10日間。サルディーニャはローマの東側に位置するイタリア領の島、コルシカはニースの南に位置するフランス領の島です。
サルディーニャはイタリアの中で一番綺麗といわれる海岸線を誇りますので、とにかく海産物がうまい!前菜の目玉はこの地方ではボッタルガとよばれるカラスミ。日本では高級品として知られていますが、このボラの卵を贅沢に厚さ2ミリほどに切ったスライスが小皿にこんもりと盛られて登場。さらにカラスミを茹でたてほくほくのパスタにからめたカラスミのスパゲッティもあります。更に品目をご紹介すると、お刺身で食べたいくらいの鮮度のタコ塩茹や、ムール貝のオイル焼き、またはムール貝の白ワイン煮込み、メカジキカルパッチョとそれぞれのリストランテにはマンマ自慢の前菜があるわけです。これに30年前まではサルディーニャのほとんどの人口をしめていた羊飼いの人々が放牧に出かけるときに常備していたうすーい揚げパンを用意してゆっくりと時間をかけて味わいます。
コルシカはというと、深い緑の山々に囲まれて、イノブタや馬、牛がすくすくと育ちます。彼らのお肉を赤ワインや野菜のエキスでじっくり煮込んだ温かい肉料理がメイン。放牧している牛や羊、ヤギからとれたお乳でつくったチーズもあり、手作りジャムを添えて一人一人の希望で切り分けてくれます。そして、どのお店も一品一品作り手の気持ちが伝わってくるような接客でした。
ツアーの料理はイマイチとおっしゃらず、一度サルディーニャ、コルシカへ足を運んでみて下さい。きっとふっくらと幸せにふくらんで帰国されることでしょう。 (増澤あずさ)
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