2007年3月14日 (水)

ヒマラヤの懐のインド、ダージリン・シッキム

P1010012_000先日、インドのダージリンとシッキムのツアーより帰国しました。
インドの北東部に位置し、ネパール、ブータン、チベットに囲まれているダージリンとシッキム。広い国土に多種多様な民族、言語、文化が混在しているインドですが、ヒマラヤの懐に抱かれ、チベット仏教文化を中心としたダージリンとシッキムは、そんなインドの中でも特異な印象を受ける所です。
シッキムは現在はシッキム州というインドの1つの州となっていますが、17世紀から1975年まではシッキム王国として栄えた国でした。松の木が生えた山道を通るとどことなく日本の山間部と似た風景が広がり、懐かしさを覚えます。農業が盛んで緑も多く、山の斜面にはよく整備された棚田が広がっています。冬のこの時期は棚田ではからし菜の花の黄色がきれいでしたが、これから春を迎えると緑で輝く美しい季節になるでしょう。そしてなんといっても世界第三峰のカンチェンジュンガがより近くで望める所でもあります。
 

ダージリンが紅茶の産地として名高いことはご存知の方も多いはず。イギリス人の避暑地として開発され、町がある山の斜面のほとんどが紅茶畑で占められています。その紅茶を輸送するために19世紀に建設されたのがトイ・トレイン。普通の列車より小さい、世界遺産にも登録されているこの鉄道は、民家すれすれをゆっくりと走って行きます。ほとんどがディーゼル機関車に変わっているということですが、観光用に蒸気機関車も現役で、トイ・トレインに乗車する時は大人の乗客も皆子供の心に戻る瞬間です。そしてカンチェンジュンガの雄姿はダージリンでも望めます。
ダージリンもシッキムもチベット系、ネパール系の住民が多く、チベット仏教徒が主流のためか、人々は皆穏やか。そして標高が高く、爽やかな気候です。多くの人が抱いている一般的なインドのイメージを払拭してくれます。春を迎えるこれからは花の季節。冬には訪れるのが難しいシッキムの奥地へと足を踏み入れ、花を愛でながらハイキングを楽しむこともできます。または、蒸し暑い季節の日本を脱出して昔のイギリス人のように避暑地として出掛けてみるのはいかがでしょうか。今までとは違ったインドを体験したい方も是非どうぞ。(武石 幸子) 

ダージリン・シッキムのツアーはこちらから

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