2007年3月 6日 (火)

ミリオンスター★ホテル~サハラ砂漠のテント泊~

P1010017 先日「リビア物語17日間」の添乗より戻りました。当ツアーのメインは遺跡、砂漠両方かもしれません。しかし、サハラ砂漠で過ごすテント泊3日間は普通の旅行では体験できない魅力がつまっていました。 地図上で見ると広大なサハラ砂漠のほんの一部を走行しました。そこには走れど走れど砂・土・岩しかありません。自分の体が簡単に埋まってしまいそうな巨大な砂丘達。砂はこんなにも美しいものだったのかと感嘆させられます。ある夕暮れ、雲に日が隠れた数分後、空がピンク色に染まりました。次の瞬間にはさっきまで茶色だった砂丘が優しいピンク色に染まっていました。光をさえぎるものが無い砂漠では、一瞬にして光が全世界を支配してしまいそうでした。

砂漠の夜・・・肌がぴりぴりする位冷える日もあれば、暑くて寝袋を半開きにする夜もあり、そんな夜はテントから顔だけ出して星を見る・・・。目の前には自然のプラネタリウムが広がり、星がきらきらと輝いているのがわかります。まるで手が星に届きそう!時折流れ星も流れました。そんな夜の明けた朝は「流れ星2コも見た!」とお客様もとても喜んでいらっしゃいました。 世界には7つ星ホテル迄あるそうですが、まさにミリオンスターホテルでした!
お風呂に入れない、口の中には常に砂、電気も、水道もない。私達の生活は便利づくめです。この旅は便利に慣れた恐ろしさ、一方では近代文明への感謝をも教えてくれます。しかし、不便さなんて吹き飛ばしてくれる自然がここにはあります。とてもお勧めのツアーです!(瀬川 雅子)

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