2007年3月 5日 (月)

白熱の夜!!世界一の祭典、リオのカーニバル!

Soda_imasyun 先日、リオのカーニバルとブラジル周遊のツアーより戻ってまいりました。今回はスイスのチューリッヒ経由、ビジネスクラスでゆったりと空の旅をお過ごし頂き地球の裏側へ。

アマゾン川の拠点の町、マナウスへ。到着した途端、熱帯のジャングルの薫りが吹いてきました。アマゾン川をクルーズし、小さなボートに乗り換え、ピラニア釣りをしたり、何十キロと交じり合わないネグロ川とソリモンエス川の合流点は見事にキレイな線を描いていました。マナウスの町は今では想像も付かないほど、19世紀初頭はゴムの好景気により世界中から注目を浴びていました。そんな面影が僅かに残るアマゾナス劇場は外の熱帯を忘れさせるような煌びやかな世界が広がっています。ジャングルの中に突如現れる豪華な建物を想像するだけでも不思議な空気を感じます。

大迫力イグアスの滝。悪魔のノド笛は吸い込まれるような恐怖心さえ覚えるようです。その反面どこかずっと見つめていたいような気分になりました。

そしていよいよリオデジャネイロへ。着いたその日はさすが真夏のブラジルを感じる40℃もの晴天でした。何といってもリオのカーニバル本選は迫力が違います。私たちは最終日の熱気が最高潮の時に行くことができました。リオのカーニバルの期限は古く13世紀中頃、ローマでキリストが十字架の刑になる前の40日間の苦行をしのんで肉を断つことから始まり、カトリック教会独自の祭り、復活祭の前40日間は肉を断つがその直前の4日間お祭り騒ぎをすることを許された、いわゆる謝肉祭が起源とされます。サンバのリズムも今ではリオの象徴となっていますが、元祖はアフリカから持ち込まれた奴隷達が、支配層の弾圧に絶えながら、辛かった奴隷の日々からいつか解放されて楽しい日々生活が送れると夢に描いてたという意味も含まれているものなのです。去年のカーニバルの翌日から365日間、来年のカーニバルの事を考え、準備をし始める。そんなカリオカたちの熱意がぶつかり合う。観客の私たちまで心も身体もリズムに乗ってついつい踊りだしてしまうのです。自分たち作り上げた音楽、衣装、テーマに沿っていかに自分達を美しく見せるかに全精力を注いでいます。いつもは明るい彼らが本気の目になるとき。そんな興奮に満ちた夜を一生に一度、共に過ごしてみませんか。(曽田 綾)

ブラジルのツアーはこちらから

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