2007年5月 8日 (火)

ベストシーズン到来!南米大紀行!

0705081 先日、「謎の空中都市マチュピチュと南米大紀行 18日間」より戻ってまいりました。南米はこれからが乾季に入り、ベストシーズンを迎えます。今回も良い天気に巡れ素晴らしい景色をご覧いただく事が出来ました。

謎の空中都市といわれるマチュピチュでは、ひと時のスコールにより二重に重なる虹と、流れ行く白い雲が重なりとても幻想的でした。古代インカ帝国の人々はカミソリの刃1枚通らないほどの、石造建築を残しています。私たちが現在目にしている遺跡は、一体何千人の人々が何十年という、時間をかけて出来たのでしょうか。想像するだけでも気が遠くなります。マチュピチュ村に宿泊するので、列車の時間を気にせず、夕方までたっぷりとそして翌朝はゆっくりとお楽しみ頂きました。船が運航することが出来る湖の中では最高地点に位置するチチカカ湖。ボリビアへ近づくと共にアンデスの民族色が濃くなっていきます。カラフルな民族衣装を身に纏った女性が路地で果物を売っていたりしている姿を見かけます。葦で作ったウロス島に生活する人々は、現金を使わず物々交換で生活し、伝統的な生活を守っている人々です。

   

ブラジル、アルゼンチンの国境に位置するイグアスの滝では、吸い込まれてしまいそうな恐怖心まで感じるような音と水しぶき。そこを覗くと黒い点が動いています。その正体はイワツバメ。なんとあの滝の裏に住んでいるといいます。巣に帰る時に地面に流されてしまうのではないかと心配になりますが、その苛酷な巣だからこそ敵も入れないためにその場を好んで生息しているのだそうです。水しぶきと共に現れる虹も印象的です。

  南米は世界に誇る音楽が生まれている土地でもあります。コンドルは飛んでいくで有名なフォルクローレ、元々の発祥はボリビアだとも言われそれぞれに少し違いがあります。アルゼンチンのタンゴは貧しいイタリア系移民が辿り着いた港、カミニートで生まれる女性のセクシーさや大胆さは独特のリズムと共に女性の力強さを感じます。

  世界最大のカーニバルといえば、リオのカーニバル!ブラジルのサンバです。煌びやかな衣装を着て、打楽器を中心とする鋭いリズムに踊ります。その音楽はアフリカから連れてこられた奴隷により生まれたものが、変化して今のサンバがあります。明るくラテン的な血を持つ、ブラジル人の為にあるような音楽であると感じます。

  その音楽も先住民、ヨーロッパ移民、アフリカ移民など様々な土地からの文化の入り混じった南米だからこそ今尚、現在まで生き続けています。

様々な魅力溢れる南米をじっくりと訪れてみてはいかがですか!(曽田 綾)

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