2007年5月15日 (火)

天空列車!世界最高所をゆく青海チベット鉄道

Chantan 先日、青海チベット鉄道の添乗より戻りました。

今回の旅は、昨年開通したばかりの青海チベット鉄道に乗車。この鉄道は世界最高所を走る、まさに天空列車です。ゴルムドから終点のラサまで、青海省とチベット自治区州の雄大な自然が車窓に広がります。朝、ゴルムドを出発し、ラサまでは約15時間の列車の旅です。高所を走る列車ですが、車内は酸素供給システムが整備されており、5000メートルでも車内にいれば安心です。酸素をチューブで吸うことも可能ですから、高山病の心配もほとんどありません。

まずは、崑崙山脈の雪を頂いた山々が目の前に迫り、目を奪われます。なかでも玉珠峰はその白く滑らかな姿が美しく、光を浴びて輝いていました。

途中、ココシリ自然保護区内を列車は走りますが、ここで世界最長の鉄道橋・清水河特大橋を渡ります。全長11.7キロもある橋ですが、橋の下に河は流れていません。この橋は、この自然保護区に住む野生の動物たちが、線路に邪魔されず、自由に駆け巡り、移動できるようにつくられたものです。車窓には、野生のチベットカモシカやヤク、ロバ、馬がのんびりと暮らす風景が見られました。ピョンピョン走りまわるカモシカは生き生きとしていました。

昼になると、長江の源流を列車は渡ります。源流は「トト河」と呼ばれ、このいくつかの流れがだんだんと集まり、大きな流れとなっていきます。そして午後2時過ぎには、鉄道の最高地点、つまり世界最高所の駅を通過します。その標高は5068メートル。ちょうど青海省とチベット自治区州の境にもなるポイントです。その他にも、チベット族の聖なる湖・ツォナ湖やニンチェン・タングラ山脈を眺めることが出来ます。今回は、ラサ近郊で五体投地を繰り返す巡礼者の姿も列車から見られました。運が良ければ一度、ちょっとだけホームに降り立つことができるかもしれません。

ぜひ、この青海チベット鉄道に乗って、世界最高所に広がる素晴らしいありのままの自然をご覧になってはいかがでしょうか?(大町 章子)

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