6000キロを陸路で移動!(中国)
先日、「上海~カシュガル6000キロ、列車とバスで横断する中国大陸15日間」のツアーより帰国致しました。 6000キロ?どれくらいの距離かピンと来ない方もいるかもしれませんので、ご参考までに、今回私たちが成田を出発してから最初に下り立ったのが上海ですが、その間の飛行距離は約1800キロなので、その3倍以上ということになります。
その6000キロを、今回中国大陸の東側上海からシルクロードの西の果てカシュガルまで列車とバスを使ってすべて陸路で移動しました。
まずは上海郊外にある周荘では、昔ながらの小舟が行き来する水郷の街並みをご覧頂くことができました。その後、上海から「シルクロード特快」で2泊3日列車に乗って敦煌へ。この地は砂漠の中のオアシスですが、1年間ほとんど雨が降らない地なので、船などありません。そのかわり、鳴沙山という砂丘の中を駱駝に乗りました。これぞ「南船北馬」ならぬ「東船西駱駝」といったところでしょうか?さらに敦煌から西に進むと、かつては西域と呼ばれた新疆ウイグル自治区へ。ここからは文字通り「ウイグル族」という日本人や漢民族と似つかないトルコ系の民族が多くなります。そして彼らの特徴を一言で表わすと「フレンドリー」と言ったところでしょうか。私が覚えたてのウイグル語である「ヤフシムセス(こんにちは)」と声をかけてみました。すると向こうも必ずといっていいほど「ヤフシムセス!」と返してくれました。皆様も新疆へ行ったらぜひ試してみてください。ただし「ニーハオ」ではなく必ず「ヤフシムセス」で。
現在中国では長距離移動の際、飛行機で移動する人もだいぶ増えましたが、まだまだ列車のほうが多いです。このツアーはそんな生の中国を肌で感じたい方にはぴったりだと思いますので、ぜひ一度ご参加ください。
担当添乗員 斉藤
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