2007年6月 1日 (金)

TRAIN-TRAIN(ペルー)

Repo 先日、「ペルー、マチュピチュ、チチカカ湖とナスカの地上絵10日間」の添乗より戻ってまいりました。こちらのツアーはツアー名にもなっていますが、ペルーの主要な観光地に加えて、更にはボリビアとの国境になっているチチカカ湖まで足を伸ばす日程で、10日間ながら、本当にペルーの見所を十分に楽しんで頂ける日程となっています。

 最近、テレビなどでよく話題になっているマチュピチュやナスカの地上絵は、乾期の今だからこそ青空の下で観光でき、テレビの中の世界が目の前に広がる感動は、何度行っても色あせることなく素晴らしいものがあります。この感動は、是非皆様に実際に体験して頂きたく思いますので、あえて言葉には表しません。
 ペルーの魅力は観光地、食事、自然と様々ございますが、今回は鉄道にスポットをあててみます。ペルーの鉄道?なんて疑問に思われる方もいらっしゃるかも知れません。北米やカナダ、ヨーロッパの鉄道旅行にはまだまだ及びませんが、ペルーの鉄道の旅というのも意外や意外、旅行のハイライトとなっております。
 乗車するのはクスコ~マチュピチュ村(旧アグアスカリエンテス)のウルバンバ川沿いを走る『展望列車ビスタドーム号』!インカ帝国時代、皇帝が避暑地として滞在したと言われる、ウルバンバ川沿いの村々。それにちなんでこのあたりは『聖なる谷』と名づけられています。この聖なる谷を突き進むビスタドーム号。高級列車とまではいかなくとも、十分に快適にお過ごし頂けます。なんといっても移り行く景色が最高ですから!ウルバンバ川のせせらぎと激しい流れ、山頂に万年雪を頂く山々、緑の広がる大草原、そして所々に点在する村々。列車の停車中には、線路の上で商売をする地元の人々。名産の白いトウモロコシも売られています。さらに列車内にも楽しさがあります。乗務員がアンデス名産のアルパカのセーターや帽子などを身につけ、フランスのモデルさんも驚きのファッションショーを目の前で繰り広げてくれたり、踊りを披露してくれたりと、飽きることなく列車の旅を満喫して頂けること間違いなし!
 そして最後を飾るのは、クスコの夜景!ぼんやりした明かりの数々がスペイン時代の面影を照らし出し、最高の表情で皆様を迎え入れてくれます。
 乾期に入り、観光には最適な季節のペルー。暑くなってゆく日本を離れ、是非ともリャマとアルパカが待っているペルーへ出掛けてみてはいかがでしょうか。

担当添乗員 吉村

ペルー方面のツアーはこちらから

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