2007年7月 5日 (木)

好奇心を刺激する島 マダガスカルへ

Camereon 先日マダガスカルの添乗より戻ってまいりました。マダガスカルはインド洋に浮かぶ、日本の1.6倍の島です。ここでの毎日はドキドキの連続でした。ここでしか見ることができない固有種の動植物が私達を出迎えてくれます。

 かくれんぼの名人カメレオンは、車での移動中に道端で、ウォーキングサファリで至る所に潜んでいます。

葉の緑、茎の茶色などに変身していますが現地のガイドさんの目にはかないません。運転中のスピードでも見つけてしまうのです。カメレオンは実はとっても小心者です。道路を横断する時一歩を踏み出すのも何度もためらい、石橋を叩いて渡るように慎重に進みます。車が怖いのでしょうか、早く渡らないと轢かれてしまいそうでこっちが心配になってしまうほどです。そんな日常の姿のカメレオンにも出会えます。

キツネザル達も、横っ飛びをしたり、日向ぼっこをしたりする姿がすぐ目の前でみられます。植物も三方向に葉が伸びている、三角ヤシ。孔雀の羽の様に堂々と葉を広げる旅人の木。この木の種は自然の色とは思えないような宝石のように輝く青色をしています。鳥などの目に留まりやすい様にと、生きていく強さを感じました。

 首都を離れるとそこはまだまだ素朴な暮らしが残っています。牛舎でゆっくりと草を運ぶ姿。ここではお金を沢山持っているよりも、牛が何頭いるかで権力の差が現れます。漁村では丸太舟が路線バスのような役割を果たします。女性は頭の上に魚の籠や、果物、売りに行く物、買ったもの全てを頭の上に乗せ、美しい姿勢で歩いています。顔立ちもアフリカ本土の人とは異なり、アジア系の私達と親しみやすい雰囲気を持っておりアフリカの中のアジアとも言われるほどです。

 他のどの国とも似ていなく、独自の進化を続けてきた島国マダガスカル。

ぜひ一度は訪れてみて下さい。

担当添乗員 高橋

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