2007年7月17日 (火)

待望のショパン生家、修復完了!(ポーランド)

P1010005 先日、ポーランド一周の旅より帰国しました。まず訪れたのは、美しい湖水地帯が広がる北東部のマズーリ地方。陸にあがりレールの上を走るという水力を利用したユニークな仕組みの運河クルーズを楽しみました。その後、琥珀街道の出発点バルト海沿いの港町グダニスクから、ヴィスワ川沿いに点在する珠玉の古都に立ち寄り、スロヴァキアとの国境タトラ山脈の麓ザコパネへ。日本の約5分の4もある広大な国土を駆け抜ける12日間でした。
 

中世の時代、リトアニアと同君連合を形成し、バルト海から黒海まで続く広大な王国だったポーランド。15世紀からのルネサンス文化を花開かせたのは、一面に広がる肥沃な穀倉地帯でしたが、地動説を唱えたあのコペルニクスもポーランド出身です。かつての「ヨーロッパの心臓部」には、古きよき伝統が今なお受け継がれています。
 今回の目玉の一つは、グダニスク近郊オリーバ大聖堂の国際オルガンフェスティバル。私たちが訪れた日はちょうど開幕日で、華々しく着飾った人びとが会場を埋め尽くし、オーケストラとパイプオルガンによる荘厳な音楽が大聖堂を包みました。
 東ヨーロッパを旅して味わい深いのは、波乱の歴史がときとして偉大な芸術や学問として昇華されている様を感じられること。ポーランドを代表する作曲家ショパンは、ポーランドが地理上もそして文化的にも消滅させられかけた19世紀、亡命先でなお母国を想い、その憧憬を繊細で情熱的な音楽として表現しました。ジェラゾバ・ボーラの彼の生家は長らく閉鎖されていましたが、このたび修復が完了し、一般公開が再開されました。現存する5本の栗の木の木陰には、愛と音楽に溢れた家が再現されています。
 まだじっくり訪れたことのないという方、光り溢れる夏から秋のご訪問、おすすめです。

担当添乗員 石堂

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